Related Service — Step 2
設計図を、
動く仕組みにする。
Sourvane Build(ソルヴェイン・ビルド)は、Sourvane Design で描いた設計に基づいて、お客様専用の情報収集体制を実際に構築・実装するサービスです。
環境の準備から内部テスト・お客様テスト、運用マニュアルの納品、そして稼働開始後20日間の短期運用検証までを含みます。
Position
4つのサービスの中での位置づけ
Sourvane Build は、Design で描いた設計図を実際に動く仕組みに変える工程です。構築だけでなく、稼働開始後20日間の短期運用検証まで、さらにその後に出力を出し続けることまでを含みます。
Sourvane Design の完了が前提です
Build は、Design の成果物である「効率化設計提案文書」にしたがって構築します。設計がないまま実装に入ると、何をもって完成とするかが決められないためです。すでに他社で設計された要件がある場合も、まず Design で当社の構築を前提とした設計に整え直します。Design と Build をまとめてご契約いただくことはできません。設計の結果によって構築の規模と期間が決まるため、Design の完了後にあらためてお見積りとご契約の手続きをいたします。
構築のあとも、Build は続きます
稼働開始後20日間の短期運用検証までが構築の範囲です。その終了翌日から、継続出力料金(年間契約)の期間が始まります。出力を出し続けることは Build の範囲、仕組みを使ううえでの相談と軽微な調整は Care の範囲です。安定稼働を一定期間かけて評価したい場合は Verify をご検討ください。
こんな課題に
設計はできたが、作る手が社内にない
やるべきことは見えているのに、サーバーの用意、AIツールの選定、アカウント管理まで含めて面倒を見られる人が社内にいない。
途中で仕様が膨らんで揉めた経験がある
「これは修正の範囲か、追加費用か」で発注先と折り合いがつかず、納期も費用も当初の見込みから外れてしまった。
納品されたきり、動いているか分からない
納品物は受け取ったが、実際の運用のなかで問題が出ないかを確かめる期間がなく、結局使われないまま止まってしまった。
Change Control
「これは修正か、追加か」を先に決めておく
構築の途中で必ず出てくるのが、「このご指摘は基本料金の範囲なのか、追加費用なのか」という問いです。Sourvane Build では、テスト段階で出てくるご指摘をあらかじめ4つに分け、それぞれの扱いを契約時に決めておきます。後から揉める余地を残さないためです。
基本料金に含む
不具合の修正
合意済みの仕様を満たしていない動作。当社の責任で、追加費用なく是正します。短期運用検証(稼働開始後20日)の期間中に見つかった不具合も同様です。
基本料金に含む
軽微な仕様調整
文言、通知先、閾値など、既存設定の調整。契約上の回数・工数の上限内で対応します。
別途お見積り
追加要件・変更要件
書面で変更のご依頼を承り、影響範囲・金額・納期をご提示します。ご承認をいただいてから着手します。
Design へ戻ります
設計の前提を覆す変更
実装をいったん停止し、Sourvane Design の追加・改訂契約に戻します。土台が変わったまま作り進めないためです。
お客様テストの回数はプランごとに定めています(Light は1回、Standard は2回、Advanced は個別にお打ち合わせのうえ定めます)。回数を超えるサイクルや、テスト対象範囲の変更は追加料金の対象となります。
サービスの流れ
前提の確認から短期運用検証まで、8つの工程で進めます。所要期間はプランに応じて1〜3ヵ月が目安です(短期運用検証20日を含みます)。
00前提確認
Sourvane で維持・管理するデータを活用すること、Design の成果物にしたがって構築することを確認します。利用ライセンス、データの所在、お客様への出力範囲、再配布の制限もここで確認します。
01設計の確認
Design の成果物を再確認し、作業開始前に認識を揃えます。作業内容とスケジュール、想定外の確認事項が出た場合の対応手順もあわせて取り決めます。
02実装作業の開始
サーバー、データ保管環境、AIサービス・AIツール、使用アカウントなど必要な環境を整えたうえで、実際の実装作業へ進みます。
03進捗報告
スケジュールに沿って作業を進め、隔週または月次など、あらかじめ定めた頻度で進捗をご報告します。
04内部テスト
当社側の受入基準・品質基準に基づいて、機能と出力を確認します。必要に応じて修正し、繰り返しテストします。
05お客様テスト
実際の出力をお客様側でご確認いただきます。修正を行った場合は、内部テスト→お客様テストの順であらためてテストします。
06実装完了報告
完了基準を満たしたことをご報告し、運用マニュアルを作成して納品します。納品物とマニュアルの形式は契約時に定めます。
07短期運用検証
稼働開始後20日間、実際の運用のなかで稼働・機能・出力を確認し、不具合の有無を検証します。ここまでが構築の範囲です。その終了翌日から、継続出力料金の契約期間が始まります。
料金の組み立て
Sourvane Build の料金は3つの層でできています。どの層に該当するかを見積時に明示しますので、何にいくらかかっているのかが分かる形になります。いずれも構築時の一度きりの料金です。稼働後に出力を出し続けるための費用は、別に 継続出力料金 がかかります。
固定価格
実装基本料金
設計の確認、環境の準備、標準構成での構築、内部テストとお客様テスト、運用マニュアル、短期運用検証まで。プランごとの固定価格です。
定額オプション
複雑性加算
対象の国・制度数、情報源数、ワークフロー、出力先、権限、言語などが増える場合の加算です。項目ごとに定額で設定しています。
個別見積
個別開発・例外対応
標準機能にない連携、特殊な判定・出力、既存業務への深い適合など。内容をうかがったうえで個別にお見積りします。
プラン
業務用途の数と対象範囲の広さに応じて、3つのプランをご用意しています。
「業務用途」とは
情報収集の目的と、その出力をお使いになる業務のまとまりを指します。たとえば「輸出入管理」と「製品規制対応」のように目的が異なる場合は、別の業務用途として数えます。
「対象範囲」とは
情報収集の対象となる国・地域の数と、情報源の数の大小を指します。Design で確定した対象がそのまま引き継がれます。
「出力の系統」とは
情報をお届けする経路のことです。メール、共有フォルダ、スプレッドシート、ダッシュボードなど、経路1つを1系統と数えます。
「権限設定」とは
出力をどう扱えるかを、お客様側の利用者ごとに分ける設定です。閲覧できる範囲に加えて、ダウンロードの可否、編集の可否、通知を受け取る対象なども含みます。Light プランは全員が同じ出力を同じ条件でお使いになる前提のため、対象外です。
| 項目 | Light | Standard | Advanced |
|---|---|---|---|
| 想定される規模 | 1業務用途 対象範囲(小) |
2業務用途 対象範囲(中) |
全社・多部門 対象範囲(大) |
| 出力の系統数 | 1系統 | 2〜3系統 | 個別にご相談 |
| 権限設定 | — | ○ | ○ |
| お客様テスト | 1回 | 2回 | 個別にご相談 |
| 進捗のご報告 | 随時 | 定例 (隔週または月次) |
定例 (隔週または月次) |
| 運用マニュアル | ○ | ○ | ○ |
| 短期運用検証 | 20日 | 20日 | 20日 |
| 所要期間の目安 | 1〜2ヵ月 | 2〜3ヵ月 | 3ヵ月〜 |
※ 表は横にスクロールできます。
Advanced プランは、お客様ごとの事情に合わせて個別に設計します。複数のワークフロー、外部システムとの連携、出力を配信する前の承認や通知の取り決め、お客様側での受入のお手伝いや管理担当者へのご説明などが対象になります。含める範囲はお打ち合わせのうえ決定します。
追加でご要望いただける事項
プランの範囲を超えるご要望は、複雑性加算または個別見積にて承ります。
- 対象の国・地域の拡張
- 情報源の追加
- 出力先の追加
- API・外部システム連携
- お客様固有の判定・分類
- 追加テスト・受入支援
- 多言語出力・翻訳確認
- 管理者研修・運用移管
「お客様固有の判定・分類」とは、特定品目、HSコード、物質、社内製品群、社内規程との対応づけなどを指します。上記はすべて構築時の一度きりの加算です。稼働後の出力の継続にかかる費用は、次の「継続出力料金」をご覧ください。料金は、資料のご請求、またはお打ち合わせを通じてご案内いたします。
「つくる費用」と、「出し続ける費用」は別です
実装基本料金は、仕組みをつくるまでの一式です。つくった仕組みが出力を出し続けるには、実行環境を維持し、必要に応じて人が手を入れ続ける必要があります。その対価が継続出力料金です。短期運用検証の終了翌日から始まる、年間契約(原則自動更新)です。
① 実行環境の維持
機械的な継続出力
サーバー、データの保管、AIサービス・API の利用、ジョブの実行と監視、出力の配信。あわせて、お客様専用の情報源台帳を維持し、情報源の URL やページ構成、配信方式の変更に追随します。これは Sourvane 本体が行う毎月の情報源評価とは別に、お客様専用に構築した仕組みに対して行うものです。人手を必要としない設計であれば、この層だけです。
② 人手工程
機械だけでは完結しない部分
機械的な処理だけで完結しない情報源があります。手動でしか取得できない情報源、人の判断を要する選別、人手による翻訳、原文との突合、人手による出力整形。お客様が求める情報品質と出力形式によって、この層の大きさが決まります。
どの料金が、何に対する対価なのか
| 料金 | 何に対する対価か | 契約の型 |
|---|---|---|
| Build 実装基本料金 | 仕組みをつくること | 一式(一度きり) |
| Build 継続出力料金 | 出力を出し続けること/出力が止まったときの対応 | 年間・原則自動更新 |
| Sourvane Verify | 一定期間、安定して動き続けるかを観測・記録すること | 期間型(一式) |
| Sourvane Care | 仕組みを使ううえでの相談と、軽微な調整 | 任意 |
※ 表は横にスクロールできます。
人手を使わない選び方もあります
機械的に収集できる部分だけを構築し、人手が要る部分はお客様側で対応する、という設計も可能です。その場合、継続出力料金は①だけになります。
金額は Design で決まります
人手介入の度合いは、設計の内容によって決まります。そのため Sourvane Design の成果物「効率化設計提案文書」に概算を記載し、Build のお見積りとあわせて正式にご提示します。
契約が終われば、出力は止まります
構築した仕組みは当社が保有します。継続出力料金のご契約が終了した時点で出力は停止し、それまでにお届けした出力データがお手元に残ります。
ご契約の条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開始日 | 短期運用検証の終了翌日 |
| 最低契約期間 | 1年 |
| 更新 | 原則として自動更新 |
| 停止 | 更新日の30日前までにお申し出ください |
| 途中解約 | 返金はありません |
| 料金の改定 | 原則として契約更改時。大規模な仕様変更を伴う場合のみ随時となり、残期間の調整は都度協議します |
※ 表は横にスクロールできます。
Sourvane Verify をご契約の期間中も、継続出力料金は発生します。出力は出続けているためです。人手による翻訳・突合は、記載どおりに訳し、原文と一致することを確認する作業であり、法的解釈や適法性の判断は含みません。料金は、資料のご請求、またはお打ち合わせを通じてご案内いたします。
どちらが適しているか
同じ「定期的に情報を届ける」でも、やり方はいくつかあります。当社の 海外規制調査サービス には「定期・追跡調査サービス」があり、お客様の関心に合わせて調査の仕様を決め、情報収集・選定・翻訳と情報整理、報告資料の作成、報告を定期的に行います。また、人を雇って社内で行うという選択肢もあります。どこが違うのかを整理しました。なお、情報源を20以上の項目で毎月評価しているのは会員制サービスの Sourvane 本体です。Design・Build は、その評価を土台に設計・構築を一度行うサービスで、設計を毎月繰り返すものではありません。
定期・追跡調査サービスとの違い
| 観点 | Sourvane Design・Build | 定期・追跡調査サービス |
|---|---|---|
| 情報源へのアプローチ | Sourvane 本体が毎月更新している評価を土台に、情報源ごとに取得・選定・出力の手段を選び分けて設計します | 調査担当者が、決めた調査の仕様に沿って収集します |
| AI時代の前提 | robots 制御、CAPTCHA、地理的ブロック、ログインや規約承認の要否、API・RSS の有無。Sourvane 本体がこの20以上の項目を毎月評価しており、その評価を土台に取得できるかどうかを情報源ごとに見極めて設計します | 取得の可否は、その都度の調査のなかで判断します |
| 出力の形と経路 | 報告書・スライド・表といった形でも出力できます。加えて、決まった曜日・時間のメール通知、閲覧制御を設けた専用サイト、合意したクラウドストレージなど、お届けの経路もご指定いただけます | 報告書、スライド、表といった報告資料の形です |
| 処理の主体 | 特にご要望がない限り、機械的な処理を優先して設計します | 人の関与を主とします |
| 周辺のサービス | 仕様を変えたときの検証(Verify)、情報源の変化への追随と相談(Care)を、必要に応じて足せます | 調査の範囲・頻度の変更で対応します |
※ 表は横にスクロールできます。
人を雇って社内で行う場合
情報収集の業務は、収集(巡回・取得)、選定・重要度判定、翻訳、翻訳から文書作成まで、の4つの役割に分かれます。ひとりで全部を担うことは通常できません。対象の国・地域や情報源が多い場合は、なおさらです。費用の面に加えて、次の違いがあります。
人を雇って社内で行う場合
- 手順と判断基準が、担当者の頭の中に残りやすい
- 退職・異動で、収集先の一覧、判断の基準、過去の経緯が失われる
- 後任の採用と教育に3〜6ヵ月。その間は出力が止まるか、品質が落ちる
- 翻訳能力と法令専門知識を併せ持つ人材は、そもそも採用が難しい
- 他業務の繁忙期と重なると、情報収集が後回しになる
Sourvane Design・Build の場合
- 手順と判断基準は、情報源台帳と設計文書に残ります
- 仕組みと台帳は当社に残ります。担当者が替わっても出力は止まりません
- 当社側の担当が替わっても、出力は同じ基準で続きます
- 採用は不要です
- 機械的な処理は、繁忙期の影響を受けません
情報収集は、止まったことに気づきにくい業務です。担当者が替わった月から収集先が数件抜け落ちていても、数ヵ月は表面化しません。仕組みと台帳の形で外に出しておくことには、費用以外の意味があります。
選び方の目安
| こういう場合は | 適しているのは |
|---|---|
| 調査テーマが流動的/単発〜1年程度/報告書の形で十分 | 定期・追跡調査サービス |
| 情報の大半に人手の翻訳・確認を求める/対象が少数(数情報源) | 定期・追跡調査サービス |
| 対象が固定的/2年以上継続する見込み/複数部署で使う/出力先や閲覧方法に要件がある | Sourvane Design 〜 Build |
| 情報収集そのものが事業の中核で、社内に知見を蓄えることが目的 | 内製(ただし人材の確保と定着が前提) |
※ 表は横にスクロールできます。
どれが優れているという話ではありません。求める情報の性質と、使う期間と、社内に何を残したいかによって、適したものが変わります。費用を並べた比較は、資料のご請求、またはお打ち合わせを通じてご案内いたします。
ご確認いただきたい点
- Sourvane Design のご契約完了が前提です。Design と Build を同時にご契約いただくことはできません。また、設計の範囲を超える実装はお引き受けできません。
- 不具合の無償是正は、短期運用検証(稼働開始後20日)の期間中を対象とします。
- 短期運用検証の終了後、出力を出し続けることは継続出力料金の対象です。仕組みを使ううえでの相談と軽微な調整は Sourvane Care の範囲となります(任意のメニューです)。
- Build のご契約は、「構築一式」と「継続出力」の2本に分かれます。ご契約の性質が異なるためで、Build のご契約時に同時に締結いたします。
- 設計の確認段階(工程01)で要件の変更が判明した場合は、変更見積をご提示します。
- 標準のツール・構成で構築します。お客様がご指定になるツールを使う場合はオプション扱いとなります。
- 構築した仕組みは当社の環境で稼働します。お客様の環境への導入や、お客様環境の設定変更は行いません。
- 構築した仕組みは当社が保有します。継続出力料金のご契約が終了した時点で出力は停止し、それまでにお届けした出力データがお手元に残ります。仕組みそのものをお引き渡しすることは想定しておりません。
- お客様テストの工程では、ご担当者に出力をご確認いただくお時間が必要です。ご確認が遅れた場合、全体のスケジュールに影響することがあります。
- 外部サイトの仕様変更やアクセス制限の導入など、当社の管理が及ばない要因による影響については、恒久的な取得可能性を保証するものではありません。
Related Services
前後に続くサービス
Build の前には設計(Design)が、あとには検証(Verify)と保守(Care)が続きます。いずれも Build のご契約完了が前提となります。
Step 1
Sourvane Design
単独で契約できます
お客様専用の情報収集体制を設計します。公的・民間を問わず、お客様がご指定になる情報源を組み込みます。成果物は「効率化設計提案文書」です。
Step 3
Sourvane Verify
Build の契約完了が前提
Build が確かめるのは「動くこと」。Verify が確かめるのは「動き続けること」です。KPI を定めて一定期間、安定稼働を観測・記録します。
Step 4
Sourvane Care
Build の契約完了が前提
公的サイトの仕様は毎月変わります。その変化にお客様の仕組みが追随し続けるための保守管理サービスです。3つのメニューは、いずれも任意です。
Sourvane 本体については サービス案内ページ をご覧ください。
Sourvane Build のご相談・資料請求
Sourvane Build は、Sourvane Design の完了後にあらためてご契約いただくサービスです。まだ Design をご契約いただいていない場合は、Design のご相談から承ります。対象の国・地域、情報源のおおよその数、ご希望の出力形式をお知らせください。
調査相談はこちら
概要調査、詳細調査、比較調査、個別の和訳、定期報告調査、年間コンサルなど
様々な調査に柔軟に対応可能でございます。
- ●●の詳細調査/定期報告調査
- ●●の他国(複数)における規制状況調査
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