Related Service — Step 3
「動くこと」の次は、
「動き続けること」。
Sourvane Verify(ソルヴェイン・ベリファイ)は、Build で構築した仕組みが一定期間にわたって安定して動き続けるかを、観測して記録するサービスです。
Build の短期運用検証が確かめるのは「設計どおりに動くこと」。Verify が確かめるのは「運用のなかで動き続けること」です。開始時に KPI と許容値を合意し、主観に頼らずに評価します。
Position
4つのサービスの中での位置づけ
Sourvane Verify は、Build のあとに続く検証の工程です。Build のご契約完了が前提となります。なお Build には、短期運用検証の終了翌日から始まる継続出力(年間契約)が含まれます。Verify はそれとは別に、一定期間の安定稼働を観測・記録する期間型のサービスです。
実装のあとに並ぶ工程
実装のあとには、似た名前の確認工程が3つ並びます。さらにその先には、出力を出し続ける工程が続きます。どれがどのサービスに含まれるかを整理しました。
| 区分 | 目的 | 完了の基準 | どのサービスに含まれるか |
|---|---|---|---|
| 実装完了・受入確認 | 設計どおりに構築されたかを確認する | 要件、設定、連携、初期出力、試験項目を満たす | Build に含まれる |
| 短期運用検証 | 本番相当の環境で基本的に動くかを確認する | 初期運用で重大な不具合がない。必要な是正が終わる | Build に含まれる |
| 安定稼働評価 | 一定期間、運用・処理・出力生成が継続的に安定しているかを観測・記録する | 定義済みの KPI、エラー水準、処理遅延、通知・記録などを確認 | Verify(本サービス) |
| 出力の継続 | 出力を出し続ける。止まったときに対応する | —(期間の定めなく続きます) | Build に含まれる (継続出力料金) |
※ 表は横にスクロールできます。
こんな課題に
納品直後は動いたが、そのあとが分からない
引き渡しの時点では問題がなかった。しかし本格的に使い始めてから、いつどこで止まっているのかを誰も把握できていない。
「安定している」の基準が人によって違う
担当者は問題ないと言い、現場からは「たまに届かない」と声が上がる。どこまでが許容範囲なのかを示す物差しが社内にない。
保守に移す前に、状態を記録しておきたい
継続的な保守の契約に進むかどうかを判断したい。そのために、いまの稼働状況を数字で残しておきたい。
Metrics
「安定している」を、主観にしない
「問題なく動いています」という報告に、どれだけの意味があるでしょうか。Sourvane Verify では、検証を始める前に KPI と許容値を合意します。数字と基準をあらかじめ決めておくことで、担当者が替わっても、部署が違っても、同じ物差しで状態を判断できます。
動いているか
- 定時実行の成功率(例:95%/98%/99%以上)
- 重大障害の件数(例:0件)
- データ保存・履歴記録・出力生成の成功率
- 処理遅延・処理時間の許容範囲
止まったとき、どう動くか
- 高優先度の障害の一次応答・暫定復旧までの時間
- 失敗を検知してから通知するまでの時間
- 手動での介入の件数と、その原因
- 未解決の課題、既知の制約、恒久対策の要否
運用として回っているか
- 定期的な運用報告が提出されているか
- お客様側の運用担当者への引継ぎの状況
- 運用が定着しているか
- お客様側での一次切り分け、エスカレーションの流れ
許容値はお客様の業務の重みに応じて決めます。たとえば「定時実行の成功率」を95%とするか99%とするかで、必要な体制も費用も変わります。数字を先に決めることが、後から揉めないための一番の備えです。
準備フェーズ(Starter)で決めること
検証に入る前に、1〜2週間かけて「何を、どの基準で確かめるか」を取り決めます。この準備フェーズはすべてのプランで必須です。
取り決める内容
- 実装済みの機能と対象範囲の一覧
- 検証する対象/しない対象の一覧
- 検証シナリオとチェックリスト
- KPI、判定基準、重大度の定義
- 障害連絡とエスカレーションの体制
- 定例会の日程と、報告書の様式
- 是正の対象範囲、軽微な調整の月間上限、追加開発の定義
- 検証を終了する条件
ご確認いただきたいこと
- Starter だけのご契約はできません。「Starter + 検証プラン」の組み合わせでご契約いただきます
- 是正対応の枠と、基本料金に含まれる範囲は、お見積りの段階でご提示します
- 対応時間帯や緊急連絡の要否(SLA)は、ご要望に応じてこの段階で取り決めます。取り決めの内容は料金に反映されます
- 検証を終了する条件はここで合意します。検証の終了後に Sourvane Care へ移行されるかどうかは、あらためてご判断いただけます
検証する対象/しない対象
本サービスが確かめるのは「仕組みが設計どおりに動き続けること」です。集まってくる情報そのものの中身については、保証の対象としていません。
検証する対象
- データ取得のジョブ、クローリングなどの実行が成功しているか
- スケジュールどおりの実行、失敗時の再実行、アラート・通知
- データの変換、分類、保存、更新履歴、重複の処理
- 画面、検索、一覧、フィルタ、ダウンロード、レポートの出力
- 権限、閲覧制限、ログ、バックアップ、障害の記録
- 処理時間、失敗率、可用性、手動で介入した回数
- お客様のご担当者の運用フロー、一次切り分け、エスカレーション
検証しない対象
- 取得・出力された法令情報や規制情報の、内容そのものの正確性・網羅性・法的解釈の保証
- 新しい対象国・地域、法分野、製品分野の追加
- 新機能、仕様変更、画面改修、外部サービス連携の追加
- お客様側のインフラ、ネットワーク、アカウント権限、第三者ツールの停止などに起因する問題
- 法令改正への追随ルールや、監視対象そのものの拡張
Remediation
見つかったことを、どう扱うか
検証をすれば、必ず何かが見つかります。それが「直すべきもの」なのか「新たなご要望」なのかを、検証を始める前に4つに分けて取り決めておきます。
基本料金に含む
瑕疵・不具合
合意済みの設計どおりに機能しないもの。原則として是正の対象です。
月間の上限内で対応
軽微な調整
文言、通知先、閾値など、既存の設定の調整。プランごとに定めた月間の上限時間内で対応します。
別途お見積り
追加のご要望
新たな国、情報源、項目、帳票、画面、連携の追加。検証中に判明したものであっても、是正とは区別します。
調査は対象・改修は別途
外部の要因
公的サイトの仕様変更、API の停止、お客様環境の障害など。原因の調査までは対象とし、改修は内容により別途お見積りとなります。
検証期間の終了時点で KPI を満たさなかった場合、合意した設計どおりに機能していないことが原因であれば、解消するまで原則として基本料金の範囲で対応します。ただし、外部の要因による場合など、当社の管理が及ばない事情によるものは別途お見積りとなります。
プラン
検証する範囲の広さと重要度に応じて、3つのプランをご用意しています。いずれも準備フェーズ(Starter・1〜2週間)との組み合わせでご契約いただきます。
| 項目 | Starter + Baseベース検証 | Starter + Standard標準検証 | Starter + Expanded拡張検証 |
|---|---|---|---|
| 向いているお客様 | 小規模な概念実証(PoC) 単一部門 初期導入 |
本格的な利用開始 複数国・複数の規制テーマを扱う企業 |
全社・グループでの運用 重要な規制モニタリング |
| 検証の対象 | 既存の1運用系統 限定した国・情報源・出力経路 |
複数の取得・処理・出力フロー 部門横断的な運用 |
複数部門、複数の外部連携 重要な通知・出力業務 |
| 検証期間 | 4週間 | 8週間 | 12週間 |
| 合計期間の目安Starter 1〜2週間を含む | 5〜6週間 | 9〜10週間 | 13〜14週間 |
| 定例会議 | 隔週1回(各60分程度) | 隔週または週次1回 | 週次1回 |
| ご報告 | 週次の簡易レポート 最終報告書 |
週次/隔週の状況報告 障害・改善ログ 最終報告書と最終報告会(90分程度) |
週次レポート 月次の運用レビュー 最終安定稼働評価報告書 |
| 軽微な調整 | 月4時間 (期間合計4時間) |
月8時間 (期間合計16時間) |
月16時間 (期間合計48時間) |
| 追加で含む内容 | — | — | 障害傾向の分析 性能・処理時間の分析 運用手順の改善 保守への移管計画 |
※ 表は横にスクロールできます。
お見積りの際に考慮する項目
同じプランでも、次の要素によって費用は変わります。
- 対象の国・地域の数
- 監視対象の情報源数・取得経路数
- ワークフローの数
- 外部連携の数
- 出力形式の数
- ご利用部門数・ご利用者数
- 定例会議の回数・報告書の詳細度
- 軽微な調整の時間の上限
- SLA の有無・対応時間帯・緊急連絡の要否
- 実装環境の特殊性・個別のご要望
- 監査対応や証跡・ログ保全の要求水準
「ワークフロー」とは、取得・変換・保存・検索・通知・帳票といった処理の流れのことです。「外部連携」とは、メール、クラウドストレージ、社内データベースなど、外部のサービスとのつなぎ込みを指します。料金は、資料のご請求、またはお打ち合わせを通じてご案内いたします。
ご確認いただきたい点
- Sourvane Build のご契約完了が前提です。また、準備フェーズ(Starter)は必須で、Starter だけのご契約はできません。
- 本サービスで保証する対象は、情報内容の法的な正確性・完全性・最新性そのものではなく、情報収集・処理・記録・通知・出力という仕組みが設計どおりに継続して動作することです。
- 検証の対象には、お客様のご担当者の運用フローや一次切り分けも含まれます。定例会議へのご出席や、運用状況のご確認にお時間が必要です。
- 公的サイトの仕様変更や API の停止など外部の要因については、原因の調査までが対象で、改修は内容により別途お見積りとなります。
- Verify のご契約期間中も、Build の継続出力料金は発生します。検証の期間中も出力は出続けているためです。Verify は、その出力が安定しているかを観測・記録する別契約のサービスです。
- 最終報告書は PDF でお渡しします。
- 検証期間の終了後、Sourvane Care へ移行されるかどうかは、あらためてご判断いただけます。
Related Services
前後に続くサービス
Verify の前には設計(Design)と構築(Build)が、あとには保守(Care)があります。
Step 1
Sourvane Design
単独で契約できます
お客様専用の情報収集体制を設計します。公的・民間を問わず、お客様がご指定になる情報源を組み込みます。成果物は「効率化設計提案文書」です。
Step 2
Sourvane Build
Design の契約完了が前提
設計に基づく情報収集体制の構築・実装。内部テスト・お客様テストを経て、運用マニュアルの納品と短期運用検証まで行います。
Step 4
Sourvane Care
Build の契約完了が前提
公的サイトの仕様は毎月変わります。その変化にお客様の仕組みが追随し続けるための保守管理サービスです。3つのメニューは、いずれも任意です。
Sourvane 本体については サービス案内ページ をご覧ください。
Sourvane Verify のご相談・資料請求
「どの数字を、どこまで求めるべきか分からない」という段階からご相談いただけます。現在の運用規模と、止まったときに困る度合いをうかがったうえで、適したプランをご提案します。
調査相談はこちら
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様々な調査に柔軟に対応可能でございます。
- ●●の詳細調査/定期報告調査
- ●●の他国(複数)における規制状況調査
- 細かな質問への適宜対応が可能な年間相談サービス
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