2026.10.05
中国|「中国無線周波数区分規定(意見募集稿)」に対する意見を公募
2026年09月14日、中国工業情報化部の無線電管理局は、「中国無線周波数区分規定(意見募集稿)」を公表し、意見募集を開始しました。同局は、無線技術の発展を促し、無線業務の正常な運用を確保し、経済・社会の発展に伴う周波数資源への中長期的な需要を統合的に調整するため、「無線電管理条例」と2023年世界無線通信会議(WRC-23)の成果に基づいて現行の規定を改訂したと説明しています。意見提出期限は2026年10月14日です。公表された改訂部分には、レーダーに関する用語の定義の追加、WRC-23を反映した国際脚注の追加・修正、および中国独自の脚注の追加が含まれます。無線機器の製造者や、通信・衛星・航空・海事分野で周波数を利用する事業者にとっては、利用できる周波数帯と業務の区分、共用の条件に関わる改訂です。
意見募集の概要
- 公表日:2026年9月14日
- 意見提出期限:2026年10月14日
- 公表文書:「中国無線周波数区分規定(意見募集稿)」の改訂部分。新たに追加する脚注、修正する脚注、廃止する脚注がそれぞれ区別して示されています。
改訂部分の主な内容
レーダーに関する用語の定義の追加
用語の定義に、次の16項目が追加されています。
- 航空交通管制レーダー、空港面監視レーダー、空港滑走路異物(FOD)探知レーダー、航空機搭載気象レーダー
- ウィンドプロファイラレーダー、気象レーダー、雲レーダー、気象観測用無線局
- 船舶用レーダー、船舶交通管理システムの陸上レーダー、道路の路側レーダー
- 水文レーダー、海洋レーダー、地上設置型の変位監視レーダー、微小目標探知レーダー、無人航空機搭載レーダー
国際移動通信(IMT)の基地局としての高高度プラットフォーム局
- 中国を含む国々の703~733MHz、758~788MHz、890~915MHzおよび935~960MHzの周波数帯またはその一部を、IMTの基地局として用いる高高度プラットフォーム局(HIBS)向けに特定する脚注が追加されています。
- 第3地域の2,500~2,655MHzの周波数帯についても、同様にHIBS向けに特定する脚注が追加されています。
中国独自の脚注の追加(5,030~5,150MHz)
- 5,030~5,091MHzの全部または一部は、航空移動(R)業務のシステムに使用できるとされます。
- 5,091~5,150MHzは、空港面での用途を除く航空移動(R)業務のシステムに使用できるとされます。
- いずれの周波数帯も、利用形態、周波数の使用計画、業務間の両立・共用の条件および調整手続が定まるまでは、実際の配備・使用に供しないとされています。
参考情報
中国工業情報化部「公开征求对《中华人民共和国无线电频率划分规定(征求意见稿)》的意见」(2026年9月14日)
https://www.miit.gov.cn/gzcy/yjzj/art/2026/art_ebc8c235df1b4582bcbdb5b54a1d0125.html
中国工業情報化部「《中华人民共和国无线电频率划分规定(征求意见稿)》修订部分」
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