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カナダ|爆発物規則(2013年)を改正、輸送許可の新設や保管庫の監視義務、手数料体系の刷新

カナダ|爆発物規則(2013年)を改正、輸送許可の新設や保管庫の監視義務、手数料体系の刷新

カナダ政府は2026年10月21日、爆発物法に基づく「爆発物規則(2013年)を改正する規則」(SOR/2026-206、2026年10月9日登録)を官報第II部に掲載しました。カナダ天然資源省(NRCan)は、2013年の規則改正から10年以上が経過し、業界と制度を取り巻く状況が変化したとして、安全・保安上の不備の解消、要件の明確化、制度の近代化を進めるとしています。改正の柱は、高危険爆発物を公道で輸送する運送事業者に対する輸送許可の新設、保管庫の監視義務、制限部品の販売事業者の登録制度、手数料体系の刷新などです。改正規則は原則として官報掲載日に施行されますが、手数料表の改正などは2027年4月1日、輸送許可関連の規定は官報掲載日の2周年に施行されます。

輸送許可の新設

  • 運送事業者は、高危険爆発物を公道で輸送する前に、輸送許可を取得しなければなりません。申請時には車両の一覧(車両識別番号を含む)を提出します。
  • 許可の有効期間は3年です。運送事業者は車両一覧を最新の状態に保ち、毎年、主任爆発物検査官に提出する必要があります。
  • 荷送人・販売者は、有効な許可を持たない運送事業者に高危険爆発物を引き渡してはなりません。荷送人は運送事業者の起用前に許可を確認し、記録を2年間保存する必要があります。
  • 許可保有者は運転者に認定を与えることとされ、認定の有効期間は最長5年です。
  • 手数料は車両1台当たり22カナダドル(最低224カナダドル、最高841カナダドル)です。

保管庫の監視・保安

  • タイプEおよびタイプIの爆発物の保管庫は、現場の保安リスクに基づき大臣が認める物理的または電子的な手段で監視する必要があります。
  • タイプD、E、Iの爆発物を保管する場合、保管庫許可の申請者は、保安リスク評価、リスク低減策、保安事案への対応・報告手順を含む保安計画を提出する必要があります。

制限部品の販売・管理

  • Tier 1およびTier 2の部品の販売事業者は、主任爆発物検査官による登録を受ける必要があり、登録の有効期間は5年です。
  • Tier 1部品を1kg超車両で出荷する場合の運転者要件、車両の積載口の施錠・封印、Tier 1部品の保管建物の主要入口の夜間照明が義務付けられます。
  • 事案発生時は、発覚から24時間以内に書面で報告する必要があります。

手数料体系・その他

  • 手数料表が全面的に改められ、爆竹使用証明書に56カナダドルの手数料が新設されます(2027年4月1日施行)。
  • 無許可の小売事業者が無煙火薬(propellant powder)を取得・保管・販売するには登録番号が必要となります。
  • 打揚花火の補助者は、大臣が認定する安全・法令講習を就業前と5年ごとに修了する必要があります。

参考情報

カナダ官報第II部「Regulations Amending the Explosives Regulations, 2013(SOR/2026-206)」

https://gazette.gc.ca/rp-pr/p2/2026/2026-10-21/html/sor-dors206-eng.html

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