2026.10.10
チリ|SEC、EV公共充電インフラの相互運用性に関する指示書を改定
2026年9月23日、チリの電気燃料監督庁(SEC)は、電気自動車(EV)向けの公共充電インフラの統合要件を定める「相互運用性に関する指示書」の改定版を承認する免除決議第41,458号(2026年8月19日付)を官報に掲載しました。改定版は官報掲載日である2026年9月23日から適用されています。この指示書は、一般の利用に供される充電サービスを提供する充電インフラを対象とするもので、2024年9月6日付の決議第27,547号により承認され、2024年11月17日から適用されてきました。今回の改定は、これまでの運用経験と2025年9月2日および11月18日に開かれた作業会合を踏まえ、充電ポイント運営者の概念と義務を明確にするものです。
改定の位置づけ
- 根拠となる枠組みは、法律第18,410号、法律第21,305号、エネルギー省の2022年政令第12号などです。
- SECは「相互運用性プラットフォーム」を運用しており、公共充電インフラに関する情報をこのプラットフォームに統合しています。
- SECのウェブサイトによれば、プラットフォームで扱う情報は、稼働状況、営業時間、支払方法、料金、利用可能なコネクタなどです。
充電ポイント運営者に求められる事項
決議の前文は、運営者の義務として次の事項を挙げています。
- 一般の利用に供される充電設備について、コネクタの利用可否と供給した電力量をSECに報告すること。報告の様式、頻度、手段はSECが定めます。
- 充電器およびコネクタの運用、状態、利用可否に関する情報を提供すること。
- 各充電器とそのコネクタについて、技術的特性、所在地、運用、利用可否を含む最低限の情報を提供すること。決議はこれを必要な要件と位置づけています。
適用時期
- 改定版は決議の日付で承認され、2026年9月23日(官報掲載日)から適用されます。
- ただし、これより後の適用日が定められている義務については、指示書自体が定める日から適用されます。
事業者にとっての意味
チリで公共充電設備を所有または運営する事業者、およびEV向けのモビリティサービスを提供する事業者は、改定後の指示書に沿って、プラットフォームへの登録・統合の方法と、SECへ提供する情報の範囲を確認する必要があります。SECは、2026年版の指示書のほか、プラットフォームの利用者マニュアル、APIによる統合のマニュアルとコード例を公開しています。
参考情報
チリ官報(Diario Oficial)第44,556号「電気燃料監督庁 免除決議第41,458号」
https://www.diariooficial.interior.gob.cl/publicaciones/2026/09/23/44556/01/2870978.pdf
電気燃料監督庁(SEC)「Electromovilidad」
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