米国|オレゴン州、包装材などの生産者責任制度(リサイクル近代化法)の規則改正案を公示、意見募集は10月30日まで
2026年10月30日午後4時まで、米国オレゴン州環境品質局(DEQ)は、プラスチック汚染・リサイクル近代化法(2021年制定)を実施する規則の改正案について意見を募集しています。この規則策定は同法に関する3回目のもので、DEQは、規則の明確化、判明した誤りの訂正、規則間の整合性の向上を目的として挙げています。改正案には、生産者の義務を定めるOAR 340-090-0860の明確化、「生産者」の定義の要素、義務の割当て、「対象製品」からの適用除外とその主張の手続などが含まれます。公聴会は10月20日と21日にオンラインで開かれ、環境品質委員会(EQC)による審議は2027年1月または2月に予定されています。
制度の概要
- 同法は2022年1月1日に施行され、リサイクル制度の変更は2025年7月に始まりました。
- 対象となるのは、包装された物品、紙製品、食品提供用の容器・器具の生産者です。対象となる生産者は、制度の改善に要する費用の多くを負担します。
- 承認を受けた生産者責任団体(PRO)は、Circular Action Alliance(CAA)です。
改正案が扱う主な事項
生産者に直接関わる事項
- 生産者の義務(OAR 340-090-0860)の明確化と、「生産者」の定義の要素
- 義務の割当て
- 「対象製品」からの適用除外と、ORS 459A.869(13)に基づき適用除外を主張するための手続
- ライフサイクル評価に関する明確化
- プログラムの日程を定める規則(OAR 340-090-0720)の改正
回収・再資源化に関わる事項
- プラスチック包装および庭木くずに関する規則の更新と新設
- リサイクル受入品目リスト(加圧式の容器、エアゾール容器、ガラスの回収を含む)
- 責任ある最終市場に関する明確化
- 「有効に堆肥化される」の定義とその運用
- 利便性基準の改正
- 輸送費の償還(積替え施設、集積拠点を含む)
- 集合住宅および複数の入居者がいる建物へのサービス
日程
- 公聴会:2026年10月20日午前10時、10月21日午後6時(オンライン・電話)
- 意見提出の期限:2026年10月30日午後4時
- 環境品質委員会による審議:2027年1月または2月の予定
事業者にとっての意味
オレゴン州で包装された製品、紙製品、食品提供用の容器・器具を販売する事業者は、生産者の定義、義務の割当て、適用除外の扱いが自社の該当性や負担に関わるため、改正案を確認し、必要に応じて期限までに意見を提出することが考えられます。なお、これとは別に、CAAが提案したプログラム計画の3回目の修正についても、2026年10月19日午後5時(太平洋時間)まで意見が募集されています。
参考情報
オレゴン州環境品質局(DEQ)「Recycling Modernization Act Updates 2026」
https://www.oregon.gov/deq/rulemaking/Pages/rma2026.aspx
オレゴン州環境品質局(DEQ)「Modernizing Oregon’s Recycling System」
https://www.oregon.gov/deq/recycling/Pages/Modernizing-Oregons-Recycling-System.aspx
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