2026年10月1日、国土交通省は、国際荷役調整協会(ICHCA)と共同で取りまとめた「CNP認証」に関する国際版ガイドライン(BP43)が同日発行されたと発表しました。CNP認証(コンテナターミナル)は、コンテナターミナルにおける脱炭素化の取組の実施状況を見える化し、レベル1から5までの多段階で客観的に評価する制度です。国際版ガイドラインには、同認証の制度概要や評価基準などが整理されており、ICHCAのウェブサイトに掲載されています。同省は、CNP認証の国際的な認知度を高めて海外港湾での活用を図るとともに、日本の港湾分野における脱炭素化の知見を海外へ展開していくとしています。コンテナターミナルの運営事業者や、港湾を利用する船社・荷主・物流事業者に関係する動きです。
CNP認証(コンテナターミナル)の概要
- 国土交通省は、脱炭素化に配慮した港湾機能の高度化や、水素・アンモニア等の受入環境の整備を図るカーボンニュートラルポート(CNP)の形成を推進しています。
- CNP認証(コンテナターミナル)は、その取組の一つとして同省が運用している制度です。
- 評価の対象はコンテナターミナルであり、脱炭素化の取組の実施状況をレベル1から5までの多段階で評価します。
国際版ガイドライン(BP43)
- 発行日:2026年10月1日
- 取りまとめ:国土交通省とICHCAの共同
- 内容:CNP認証の制度概要、評価基準など
- 掲載先:ICHCAのウェブサイト(刊行物のページ)
ICHCAについて
ICHCA(International Cargo Handling Co-ordination Association)は、貨物の荷役・輸送の効率化、経済性の向上、安全・衛生・環境面の調和を目的とする国際組織です。情報共有や各種ガイドラインの作成を行っており、そのガイドラインは世界各国で参照されています。
事業者にとっての意味
- 今回のガイドラインは、日本の認証制度を国際的に紹介するものであり、事業者に新たな義務を課すものではありません。
- 同省は海外港湾での活用を目指すとしており、コンテナターミナルの脱炭素化の取組を示す共通の物差しとして参照される場面が生じる可能性があります。
参考情報
- 国土交通省 報道発表資料(2026年10月1日、港湾局)
https://www.mlit.go.jp/report/press/port04_hh_000569.html
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