2026年9月18日、湾岸協力会議(GCC)の湾岸標準化機構(GSO)は、技術評議会の第63回会合が9月16日・17日にリヤドのGSO本部で開催され、湾岸技術規則25件の承認と湾岸規格案812件の承認を含む一連の決定が採択されたと発表しました。会合には加盟国の国家標準化機関の長や代表が参加し、議長を務めたバーレーンのシャイフ・ハマド・ビン・サルマン・アール・ハリーファ国内・対外貿易担当次官補は、産業、新興技術、デジタル化、サステナビリティの急速な進展を踏まえ、規格、技術規則と関連手続を継続的に見直し、経済発展、消費者保護、GCC製品・サービスの競争力のバランスを図る必要性を強調しました。GCC市場向けに製品を供給する事業者にとって、適合すべき湾岸技術規則・湾岸規格の追加・改正につながる決定です。
採択された主な決定
- 湾岸技術規則:25件を承認
- 湾岸規格案:812件を承認
- 国際規格を採用した湾岸規格の技術的改正・正誤訂正:18件
- 湾岸技術規則および独自に策定された湾岸規格の技術的改正・正誤訂正:7件
- 湾岸規格の翻訳プロジェクト:9件
計量分野などの決定
- GULFMET戦略を策定する作業部会の設置を承認しました。
- 法定計量に関するガイドラインを承認しました。
- 標準化の重要性と、開発・GCC経済を支える役割への認識を高めるため、毎年の行事として「GCC標準化の日」を創設することを承認しました。
会合の位置付け
GSOは、今回の会合を、標準化・品質の枠組みを高度化し、加盟国の国家標準化機関間の統合と調整を強化するGCC共同の取組の一環と位置付けています。これらの取組は、GCC共同市場の支援、貿易の円滑化、製品・サービスの競争力向上、加盟国全体での消費者保護の強化に資するとしています。GCC向けに製品を輸出する事業者は、今回承認・改正された湾岸技術規則や湾岸規格のうち自社製品に関係するものを特定し、要件の変更点を確認することが重要です。
このほか会合では、歴代の指導者や技術評議会の元メンバー、2024年・2025年の優れたGCC技術委員会の表彰が行われたほか、GSO前総裁のナワーフ・ビン・イブラーヒーム・アール・ハマド・アール・マーナ氏(現カタール標準計量庁長官)の在任中の功績に謝意が表されました。
参考情報
湾岸標準化機構(GSO)「GSO Technical Council Concludes 63rd Meeting in Riyadh」:https://www.gso.org.sa/en/media/2026/09/gso-technical-council-concludes-63rd-meeting-in-riyadh/
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