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2026年10月27日、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、タイヤの安全に関する「交渉型規則制定諮問委員会」を設置する意向を示す通知を連邦官報で公表しました。同委員会は、タイヤ関連の連邦自動車安全基準(FMVSS)第109号、第119号、第139号の試験要件の見直しや、非空気入りタイヤの取り込み、タイヤ表示の近代化などについて、関係者の合意に基づく勧告を運輸長官に提出する役割を担います。合意が得られた場合、運輸省はその合意に沿った規程案を公表するとしています。NHTSAは委員会の設置と構成案への意見、および委員の推薦を募集しており、期限はいずれも2026年11月27日です。
背景
- NHTSAは2019年の規程案策定前通知で、現行のタイヤ関連FMVSSが引き続き必要かつ有効かを問いました。意見提出者からは、タイヤ強度(プランジャーエネルギー)試験、ビード外れ抵抗試験、タイヤ耐久試験など長年の性能要件の見直しにより規制負担を軽減するよう求める声が寄せられました。
- 2024年には「エクストラロード」乗用車用タイヤの350kPaでの表示・試験に関する解釈要請があるなど、現行の荷重区分を最新のタイヤ設計に適用する際の曖昧さも指摘されています。
委員会で扱う論点
- タイヤ強度試験、ビード外れ抵抗試験、タイヤ耐久試験の必要性と有効性
- 非空気入りタイヤの基準への取り込み
- タイヤ表示の近代化
- 荷重範囲Fの小型トラック用タイヤをFMVSS第139号の対象に含めるよう求めるタイヤ・リム協会(TRA)の請願
- T型応急用スペアタイヤの空気圧に関するTRAの請願、チューブレス・ラジアルタイヤの表示、プライ数表示は、別途の規則制定で扱うとしています。
委員会の構成案と運営
- 委員は最大18人で、タイヤ製造業者・販売業者4人、自動車製造業者2人、自動車・自動車部品製造業団体4人、自動車安全団体2人、教育・研究機関または試験機関3人、技術・標準化団体3人とする案です。NHTSAはこの区分が影響を受ける利害を十分に代表しているかについても意見を求めています。
- 委員は無報酬で、NHTSAの代表者も交渉に参加します。中立的なファシリテーターが会議を運営します。
- 会議は年4回程度を予定し、公開で、オンラインまたはハイブリッド形式で開催します。
- 委員会は勧告の提出をもって、または憲章の提出から2年で終了します(長官が更新した場合を除く)。
委員の推薦
- 推薦には、代表する利害、所属組織の支援状、略歴、誠実かつ積極的に参加する旨の書面での誓約などが必要で、提出資料は2ページ以内とされています。
参考情報
Notice of Intent To Establish a Negotiated Rulemaking Advisory Committee for Tire Safety; Request for Comments and Solicitation of Nominations for Membership(連邦官報):https://www.federalregister.gov/d/2026-21889





