都市における水質汚染防止を強化ため、弁法を改善する
2022年12月01日、中国住宅都市農村建設部は「都市汚水排出排水管網許可管理弁法」(住宅都市農村建設令第21号)を改正することを決定し、「都市汚水排出排水管網許可管理弁法」(住宅都市農村建設令第56号)を公示しました。改正された弁法は2023年2月1日から実施されます。
「都市汚水排出排水管網許可管理弁法」(住宅都市農村建設令第56号)の具定的な内容および要点
概要
本弁法は、「中国行政許可法」、「都市・鎮排水および汚水処理条例」等の法律法規に基づいて制定されました。汚水を都市排水管網に排出する管理を強化するとともに、都市排水と汚水処理施設の安全運行を保障し、都市における水質汚染を防止することが意図されています。
適用範囲
第2条によれば、本弁法は中国国内で、汚水排出排水管網許可を申請し、工業、建築、飲食、医療等の活動に従事する企業・事業体、自営業者が、都市排水施設における汚水排水行為の監督管理を実施するときに適用されると規定されています。
許可申請
本弁法の第2章では、汚水排出排水管網許可に関する注意事項は以下のとおり明記されています。
・汚水排出排水管網許可を申請する際に、以下の資料を提出しなければなりません。
1.汚水排出排水管網許可申請表
2.排水企業・機関内部の排水管網、検測専用井戸、雨水排水口の位置と口径の図面および説明等の材料
3. 国の関連法規に基づく下水前処理施設の建設に関する資料
4. 排水隠蔽工事の竣工報告および関連書面承諾書
5. 排水水質が関連基準を満たしていることを証明できる検査報告書、または書面承諾書
6. 重点汚染物質排出組織リストに記載されている排水企業・機関は、水汚染物質排出自動監視装置が設置されていることを証明できる関連材料を提供しなければなりません。
「都市汚水排出排水管網許可管理弁法」(第56号)ー第2章
管理および監督
本弁法の第3章では、汚水排出排水における管理および監督事項は以下のとおり明記されています。
・排水企業・機関が事故を起こしてしまい、排出された汚水が都市の排水と汚水処理施設の安全運行に危害を及ぼす可能性がある場合、直ちに排出行為を中止し、速やかに都市部の排水主管部門等の関係部門に報告しなければなりません。
「都市汚水排出排水管網許可管理弁法」(第56号)ー第3章
改正内容
今回の改正の中、重要内容となる事項は以下のとおりです。
・第5条
旧弁法:都市部排水主管部門は、環境保護主管部門と連携し、法に基づいて「重点汚染排出単位リスト」を公表しなければなりません。
新弁法:都市排水主管部門は当地の土地状況に応じて、排水行為による都市排水および下水処理施設の安全運行の状況に基づいて、排水企業・機関に対して等級分類管理を行わなければなりません。・第6条
旧弁法:排水業者は当地の都市排水主管部門に排水許可証を申請しなければなりません。また、都市排水主管部門は申請を受理した日から15日以内に決定しなければなりません。
新弁法:排水業者は当地の都市排水主管部門に排水許可証を申請しなければなりません。また、都市排水主管部門は申請を受理した日から20日以内に決定しなければなりません。・旧弁法:第28条、新弁法:第29条
「都市汚水排出排水管網許可管理弁法」(第56号)ー第5条、第6条、第29条
旧弁法:排水企業・機関の名称、法定代表者等の事項を変更し、本弁法に基づいて都市排水主管部門に変更を申請していない場合、1万元以下の罰金が課せられることになります。
新弁法:排水企業・機関の名称、法定代表者等の事項を変更し、本弁法に基づいて都市排水主管部門に変更を申請していない場合、3万元以下の罰金が課せられることになります。
「都市汚水排出排水管網許可管理弁法」(第21号)ー第5条、第6条、第28条
参考
1.「都市汚水排出排水管網許可管理弁法」の改正決定 /中国住宅都市農村建設部
2.「都市汚水排出排水管網許可管理弁法」(第21号)
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