商用暗号の応用と管理を規範化し、産業の発展を促進する
2023年5月24日、中国国務院は「商用暗号管理条例」の通達を公示しました。本条例は、2023年4月14日に行われた第4回目常務会議で改正・可決され、2023年7月1日から施行されます。
「商用暗号管理条例」の具体的な内容及び要点
本条例は、商用暗号の応用と管理を規範化し、商用暗号産業の発展を促進するために、ネットワークと情報の安全を保障し、国家の安全と社会の公共利益を維持し、公民、法人とその他の組織の合法的権益を保護するため、「中国暗号法」などの法律に基づいて、制定されました。
適用範囲
第2条によれば、本条例は、中国国内で商用暗号科学研究、生産、販売、サービス、検査、認証、輸出入、応用などの活動及び監督管理を行うときに適用されると規定されています。
定義
第2条では、本条例で使用される専門用語につうては以下のとおり説明されています。
・商用暗号とは、国の秘密ではない情報などを特定の変換方法で暗号化保護、安全認証する技術、製品、サービスを指します。 第2条
検査認証
第3章では、検査認証に関する事項は以下のとおり明記されています。
・商用暗号検出機構の資格を取得するには、以下の条件を満たさなければなりません。 1.法人資格を有すること 2.商用暗号検査活動に従事するのに適した資金、場所、設備施設、専門家と専門能力を有する 3.商用暗号検出活動の有効な運行を保証する管理システムを有する ・商用暗号検出機構の資格を申請するには、国家暗号管理部門に書面申請を提出し、本条例の関連条例に従って資料を提出しなければなりません。 ・商用暗号検出機構は法律、行政法規と商用暗号検出技術規範、規則に基づいて、承認範囲内で独立、公正、科学、誠実に商用暗号検出を展開し、発行された検出データ結果に責任を持ち、定期的に国家暗号管理部門に検査実施状況を報告しなければなりません。 ・商用暗号認証機構の資格を申請するには、国務院市場監督管理部門に書面申請を提出しなければなりません。出願人は、法律、行政法規及び国の関連規定の要求に合致しなければならず、商用暗号認証活動に従事するのに適した検査、検査などの技術能力を備えなければなりません。 ・商用暗号認証活動に従事する機関は、法により商用暗号認証機構の資格を取得しなければなりません。 第3章
法的責任
第8章では、法的責任に関する事項は以下のとおり明記されています。
・本条例の規定に違反し、許可を得ずに商用暗号認証活動に従事した場合、市場監督管理部門と暗号管理部門は関連規定に従って処罰します。 ・商用暗号検出機構が商用暗号検出を展開し、次のいずれかの場合、暗号管理部門は違法行為の是正または停止を命じ、警告をし、違法所得を没収します。違法所得が30万元以上の場合、違法所得の1倍以上3倍以下の罰金を科すことができます。違法所得がない、または違法所得が30万元未満の場合は、10万元以上30万元以下の罰金を科すことができます。 (一)承認範囲を超える (二)検査の独立、公正、誠実さに影響する行為が存在する (三)発行された検査データ、結果が虚偽または失実である (四)実施状況を報告しない、または事実通りに報告しない (五)秘密保持義務を履行していない (六)その他の法律、行政法規及び商用暗号検出技術規範、規則に違反して商用暗号検出を展開する場合 第8章
参考
1.「商用暗号管理条例」の通達 /中国国務院
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