中国|強制国家標準 GB 28380「マイクロコンピュータのエネルギー効率制限値及びエネルギー効率グレード」(審議稿)に対する意見公募
「タブレット」を除外し、マイクロコンピュータの分類とエネルギー効率グレード指標を改正
中国エネルギー基礎と管理標準化技術委員会(SAC/TC 20)は強制国家標準GB 28380「マイクロコンピュータエネルギー効率制限値及びエネルギー効率グレード」(審査稿)を公表し、意見募集について告知しました。募集期限は、2024年09月28日になっています。
主な変更点
この規格はGB 28380-2012「マイクロコンピュータのエネルギー効率制限値とエネルギー効率グレード」を代替することとなります。
GB 28380-2012と比べて、主な変更点は以下の通りです:
a)「マイクロコンピュータ省エネ評価値」の定義を削除しました(2012年版2.6条をご参照);
b)「タブレット」、「長時間アイドル」、「短時間アイドル」、「代替型低消費電力状態」の定義を追加しました;
c)「省エネ評価値」を削除しました(2012年版3.4条をご参照);
d)マイクロコンピュータの分類、エネルギー効率グレード指標を変更しました(第4.1条、4.2条、2012年版3.1条、3.2条をご参照);
e)マイクロコンピュータのエネルギー消費計算方法、マイクロコンピュータの各状態が占める時間の割合と付加機能電力ファクタを変更しました(5.12条、2012年版4.2条をご参照);
f)試験方法を変更しました(付録A、2012年版付録Aをご参照);
g)検査規則を削除しました(2012年版第5章をご参照);
h)標準の実施に関する情報を追加しました(第6章をご参照)。
適用範囲
この規格は、デスクトップマイクロコンピュータ、表示機能を有する一体型デスクトップマイクロコンピュータ(以下は一体型コンピュータと略す)及び携帯式コンピュータのエネルギー効率グレード、エネルギー効率制限値及び試験方法を規定しています。この規格は普通用途のマイクロコンピュータに適用されます。
以下の製品は除外されています:
a)タブレット、デスクトップ/ラックワークステーション、産業用マイクロコンピュータ;
b)2つ以上の独立表示ユニットを有するマイクロコンピュータ;
c)電源定格出力が500 Wより大きいマイクロコンピュータ;
d)ディスプレイの対角線寸法が294.6 mm(11.6インチ)未満の携帯式コンピュータ及び一体型コンピュータ。
マイクロコンピュータの分類
下記表1を調べることを通して、マイクロコンピュータの種類を判断できます。
【表1】
| マイクロコンピュータ | タイプ | 配置に関する説明 |
| デスクトップコンピュータ | I類 |
集積表示ユニットまたは切り替え可能な表示ユニット |
| D類 | 独立表示ユニット | |
| 一体型コンピュータ | 1類 | P<8 |
| 2類 | P≥8 | |
| 携帯式コンピュータ | 1類 | P<8 |
| 2類 | P≥8 | |
| 注記:
P=(CPUチップの数)×(CPUクロック周波数(GHz)) |
||
要約
1.マイクロコンピュータのエネルギー効率グレードは三つのグレードに分類され、グレード1のエネルギー消費量が最も低いです。マイクロコンピュータは単位トランジスタ密度が37.5 Mtr/mm²より大きい中央プロセッサを搭載した場合、そのエネルギー効率の各グレードのエネルギー消費量は表2の規定値以下でなければなりません。
2.マイクロコンピュータは単位トランジスタ密度が37.5 Mtr/mm²以下、または非極性紫外線(EUV)リソグラフィ装置で製造された中央プロセッサを搭載した場合、そのエネルギー効率の各グレードのエネルギー消費量は表3の規定値以下でなければなりません。
3.マイクロコンピュータのエネルギー効率制限値は、表2または表3に記載されたエネルギー効率グレード3であります。
4.マイクロコンピュータのエネルギー消費量は計算式(1)に従って計算します。睡眠状態と長時間アイドル状態の代わりにALPMを使用するマイクロコンピュータの場合、計算式(2)に従って計算します。
5.表2に記載されたマイコン付加機能消費電力ファクタの和(ΣEfa)を、表5を調べて判断できます。表3に記載されたマイコン付加機能消費電力ファクタの和(ΣEfa)を、表6を調べて判断できます。
6.マイクロコンピュータのエネルギー消費量を付録Aの試験方法に従って測定します。
7.本規格の実施日の前に出荷または輸入された製品の場合、本規格を実施日から13ヶ月目に実行します。
目次
前言
1.範囲
2.規範性引用文書
3.用語と定義
4.技術要求
4.1 マイクロコンピュータの分類
4.2 マイクロコンピュータのエネルギー効率グレード
4.3 マイクロコンピュータエネルギー効率の制限値
5. 計算方法と試験方法
5.1 計算方法
5.1.1 エネルギー消費の計算方法
5.1.2 付加機能消費電力ファクタの計算
5.2 試験方法
6. 標準の実施
付録A(規範性)マイクロコンピュータエネルギー消費試験方法
参考
強制国家標準 GB 28380「マイクロコンピュータのエネルギー効率制限値及びエネルギー効率グレード」(審議稿)に対する意見公募の通達
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