決定No.406/2009/ECの対象となる温室効果ガス排出量
2022年10月07日、2020年の27加盟国と英国の温室効果ガス排出量が決定し、欧州委員会実施決定(EU)2022/1953附属書に記載されました。この記事では、この決定の「背景」、「内容」、そして「各国の温室効果ガス排出量」について記事になっています。
背景:
2009年04月23日、欧州議会及び欧州理事会で「2020年までの欧州共同体の温室効果ガス排出削減の公約を満たすために、温室効果ガス排出量を削減するための加盟国の努力について(406/2009/EC)」の会議がありました。
そこで、欧州理事会は大気中の温室効果ガス濃度を安定させるため、EU加盟国を含む先進国に温室効果ガスの排出量を2020年までに1990年比で30%程度削減、2050年までに60〜80%削減することを視野に入れた目標を課しました。
そしてこの会議で、乗用車などのCO2排出性能基準やガソリン、ディーゼル、軽油の仕様に関する制限についての内容が法規として決定し、加えて、(ア)温室効果ガス排出量のより迅速、効率的、透明かつ費用対効果の高い監視、報告、検証、 (イ)2020年以降の温室効果ガス排出量の国家予測の向上、を実施する事としていました。
2013年には、CO2換算トンで表される加盟国の年間排出割り当て(2013/162/EU)と各加盟国の年間排出割当量の調整(2013/634/EU)を、欧州委員会が決定していました。
内容:
各国は、「2020年までの欧州共同体の温室効果ガス排出削減公約を満たすために、温室効果ガス排出量を削減するための加盟国の努力について」の会議の実施要項に則り、2022年03月に欧州委員会に報告した温室効果ガス排出記録を元に年次レビューを作成・報告し、技術的修正および改訂された見積もりを考慮したうえで最終レビュー報告書を作成しました。
この報告は下記の排出量の表が添付され、2022年10月07日、ブリュッセルにおいて決定されました。
各国の温室効果ガス排出量:
| 国名 | 決定番号406/2009/ECの対象となる2020年の温室効果ガス排出量(二酸化炭素換算トン) |
|---|---|
| ベルギー | 64,904,157 |
| ブルガリア | 25,735,613 |
| チェコ | 58,650,330 |
| デンマーク | 30,835,287 |
| ドイツ | 407,410,808 |
| エストニア | 5,934,829 |
| アイルランド | 44,721,180 |
| ギリシャ | 42,893,855 |
| スペイン | 184,188,341 |
| フランス | 307,767,715 |
| クロアチア | 16,518,244 |
| イタリア | 254,001,457 |
| キプロス | 4,243,155 |
| ラトビア | 8,436,245 |
| リトアニア | 14,042,972 |
| ルクセンブルク | 7,687,843 |
| ハンガリー | 43,906,325 |
| マルタ | 1,311,233 |
| オランダ | 90,196,821 |
| オーストリア | 46,543,211 |
| ポーランド | 205,093,211 |
| ポルトガル | 38,536,930 |
| ルーマニア | 77,123,535 |
| スロベニア | 9,754,284 |
| スロバキア | 18,877,704 |
参考
■ 各加盟国の2020年の欧州議会および理事会の決定No 406/2009 / ECの対象となる温室効果ガス排出量に関する、2022年10月7日の欧州委員会実施決定(EU)2022/1953
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