火花点火式エンジン搭載大型自動車に対しタイ工業規格(TIS)を設定するため
2024年06月11日から08月09日まで、中央システム(Law Portal)上で火花点火式エンジン搭載大型自動車に対しタイ工業規格(TIS)を設定する省令草案へのパブリック・コメントが募集されました。これは「仏暦2511年(西暦1968年)工業製品規格法」第18条(2019年第8版により改正されたもの)の規定に基づきTISに関する省令草案発出の前に工業規格協会 (TISI,Thai Industrial Standard Institute)が関係者の意見を聞き、反映させるための手続きです。
この記事では工業省令草案について紹介いたします。
火花点火式エンジン搭載大型自動車にTISを設定する理由
今回、火花点火式エンジン搭載大型自動車にTISを設定することになったのは、国民や工業事業、引いては国家経済への危険や被害を防ぐため、その品質と安全性を国際規格に適合させることを目的としたものです。
今回の工業省令草案の内容
■ 火花点火式エンジン搭載大型自動車は2020年に発出された下記告示に基づきTIS番号3044-2563に則るものでなければなりません。ただし、車載式排出ガス測定システム(PEMS, Portable Emission Measurement System)は対象外となります。
「「仏暦2511年(西暦1968年)工業製品規格法」に基づき発出された工業省告示第5780号(仏暦2563年(西暦2020年))火花点火式エンジン搭載大型自動車の安全面における工業製品規格の規定:エンジンから排出される有毒物質 第4レベル」
TIS番号とは
TIS番号は、1969 年に施行された「仏暦2511年(西暦1968年)工業製品規格法」に基づきTISI※が管轄しているタイの国家規格番号です。
TIS番号は工業製品の標準化による世界市場での競争力の強化、そして消費者保護を目的としたもので、製品の製造ガイドライン、技術上の必須要件となる安全認証の役割を担っています。各製品分野での必要性に応じて強制規格と任意規格の2種類を展開しており、特に強制規格がある製品に対する要件は厳しいものとなっています。
現在、食品や電気製品、家具などをはじめとして様々な製品をカバーしており、その数は2,000以上と言われています。
※TISIは消費者および自然環境保護や産業育成、工業製品基準の標準化による世界標準への適合、ひいては貿易の促進を目的として1966年に設立されたTIS 規格の認証を与える唯一の権限を持つ工業省傘下の機関です。
参考情報
「火花点火エンジン搭載大型車大型自動車は基準を満たさなければならない旨を規定する工業省令草案に対するパブリック・コメント募集」(中央システム(Law Portal)上の情報、募集期間は2024年06月11日から08月09日まで)
「火花点火エンジン搭載大型車大型自動車は基準を満たさなければならない旨を規定する工業省令草案」
「仏暦2511年(西暦1968年)工業製品規格法 第8版」2019年制定分
「「仏暦2511年(西暦1968年)工業製品規格法」に基づき発出された工業省告示第5780号(仏暦2563年(西暦2020年))火花点火式エンジン搭載大型自動車の安全面における工業製品規格の規定:エンジンから排出される有毒物質 第4レベル」2020年08月18日官報公布(2020年04月20日発出)
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