商品取引市場における知的財産権の保護および管理を強化する
2022年12月13日、中国国家知識産権局が「知的財産権保護規範化市場創建模範管理弁法」の通達(2022年64号)を公示しました。
「知的財産権保護規範化市場創建模範管理弁法」の具体的な内容および要点
概要
商品取引市場知的財産権における保護および管理を強化し、オンラインと対面市場との連携を促進し、公平な市場環境を作るために、本弁法が制定されました。背景には、「知的財産権強国建設綱要(2021-2035年)」、「中国国民経済・社会発展第14次5か年計画および2035年までの長期目標綱要」および「創建模範管理弁法」が位置づけられています。
定義
本弁法の第2条では、本弁法で使用される専門用語は以下のとおり明記されています。
知的財産権保護規範化市場とは、知的財産権保護規範化市場の創建リストに収載される商品取引市場を指します。
国家知的財産権局の認定を経て、市場関係者の知的財産権保護意識および管理能力の向上を推進し、商品取引市場の知的財産権保護システムの構築を促進する等、模範としての主要な役割を果たす市場を指します。
「知的財産権保護規範化市場創建模範管理弁法」第2条
研修申請の条件
本弁法の第1節では、知的財産権保護規範化市場の研修を申請する際に、以下の条件を満たさなければならなりません。
1.申請する組織は、法人資格を持ち、オフライン商品取引市場の運営・管理は、運営・取引場所を有していなければなりません。オンライン商品取引市場は、「電子商取引法」の規定を満たす電子商取引プラットフォームでなければなりません。
2. 市場の所在する地域または所在する業界において、大きな規模および影響力(市場規模、年間成約額、経営者数等を含む)を有していること。
3. 知的財産権保護基本管理制度が整っており、市場関係者の知的財産権保護意識が強いこと。
4. 申請する組織は、知的財産権保護のために、人員、経費、情報等に資源と支援を提供することができること。
・研修を申請する際に、以下の資料を提出しなければなりません。
1. 知的財産権保護規範化市場研修申請表
「知的財産権保護規範化市場創建模範管理弁法」第1節
2. 知的財産権保護に関する管理制度証明資料
3. 知的財産権保護管理成績証明資料
4. その他必要な説明資料
認定申請条件
認定知的財産権保護規範化市場を申請する際に、以下の条件を満たさなければなりません。
1.市場経営管理主体の知的財産権保護目標および方針が明確で、知的財産権保護管理規則制度が整っていること
2.知的財産権管理機構が設立されている上に、知的財産権業務の専門従業員が所属していること
3.商品情報管理制度、商品の日常検査管理制度、誠実管理制度、権利侵害処理制度、先行賠償制度等の経営管理過程における知的財産権保護制度が厳密に実施されていること
4.知的財産権行政機関または司法機関と連携してシステムを構築し、知的財産権管理および法律執行活動を展開することができること
5. 知的財産権保護レベルの評価および改善制度が整っていること
・認定を申請する際に、以下の資料を提出しなければなりません
1.知的財産権保護規範化市場認定申請表
2.管理機構および人員資質証明書
3.知的財産権保護研修成績証明資料
4.その他必要な説明資料・認定審査得点基準は以下になります
1.国家知的財産権局は専門家を組織し、「知的財産権保護規範化市場認定基準」に基づいて知的財産権局が推薦した市場を審査し、評価点数1を獲得します
「知的財産権保護規範化市場創建模範管理弁法」第1節
2.国家知的財産権局は研修市場に対する知的財産権保護満足度評価を展開し、評価点数2を獲得します
3.評価総点=評価点数1×70%+評価点数22×30%
4.評価総点が80点以上のものは合格となります
参考
1.「知的財産権保護規範化市場創建模範管理弁法」の通達 /中国国家知識産権局
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