米国|EPA、2027MY以降の大型商用車GHG排出基準改定案を公表

2027MY以降のバスやトラックの新GHG排出基準

2022年03月07日、米国の環境保護庁(EPA)は、2027モデルイヤー(年式、MY)以降の大型商用車を対象とする新たな温室効果ガス(GHG)排出基準の案を公表しました。対象の大型商用車には、スクールバス、輸送バス、商用配送トラック、短距離輸送トラクターが含まれます。また、大型車カテゴリー全体に包括的に適用する新たなGHG排出基準について、早ければ2030MY以降を対象に、新たに設定する予定であることにも言及しています。

基準案

■ Proposed Rule and Related Materials for Control of Air Pollution from New Motor Vehicles: Heavy-Duty Engine and Vehicle Standards/EPA

2027MY以降の大型商用車GHG基準

本基準案では、大型ガソリンおよびディーゼルエンジンから排出されるスモッグや煤煙の原因となる窒素酸化物(NOx)を削減し、特定の商用車カテゴリーについて最新の温室効果ガス(GHG)基準を設定することが目的に位置づけられています。また、大型車におけるゼロエミッション車の普及に向けた道筋を示すものという文脈でも言及されています。

背景には、バイデン大統領が公布した大統領令「クリーン自動車及びトラックにおける米国のリーダーシップ強化」があります。今回提案された基準案による措置では、2045年にトラックからのNOx排出を最大60%削減することになるとされています。これにより、特に大気汚染やディーゼル車の排出ですでに負担の大きい地域において、米国全土の大気質が広範囲に改善されることになること、それによりもたらされる便益はそのコストを数十億ドルも上回る見込みであることが説明されています。

今回の基準案の策定は、EPAが取り組む「クリーントラック計画」の一つという位置づけになっています。クリーントラック計画は、トラックとバス からの汚染を削減し、ゼロエミッションの交通手段への移行を進めるために、今後 3 年間で策定する大気と気候に係わる一連の規制の取り組みと説明されています。

改正対象箇所

40 CFR Part 2
40 CFR Part 59
40 CFR Part 60
40 CFR Part 80
40 CFR Part 85
40 CFR Part 86
40 CFR Part 87
40 CFR Part 600
40 CFR Part 1027

40 CFR Part 1030
40 CFR Part 1033
40 CFR Part 1036
40 CFR Part 1037
40 CFR Part 1039
40 CFR Part 1042
40 CFR Part 1043
40 CFR Part 1045
40 CFR Part 1051

40 CFR Part 1054
40 CFR Part 1048
40 CFR Part 1060
40 CFR Part 1065
40 CFR Part 1066
40 CFR Part 1068
40 CFR Part 1090

※本改正規則案は、改正規則部分だけで約612ページの分量(A4用紙)がある膨大な内容となっております。翻訳や概要調査等、対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

参考

■ 大統領令「クリーン自動車及びトラックにおける米国のリーダーシップ強化」
  Executive Order “Strengthening American Leadership in Clean Cars and Trucks,”

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