タイ|国家医薬品システム開発委員会、国家必須医薬品リストの品目追加と改正を発表

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医薬品12品目につき追加及び改正したもの

タイ国家医薬品システム委員会は「国家医薬品システム委員会告示 仏暦2565年(西暦2022年)国家必須医薬品リスト(第2号)」を発出、12の医薬品目を追加、改正しました。また、この告示の巻末には「ソホスブビル(spfpsbuvir)、ベルパタスビル(velpatasvir)、及びリバビリン(ribavirin)薬管理の方向性ー HIV感染如何に関わらず全てのC型肝炎に使用するための条件」が補足資料として添付されています。

この告示は2022年11月25日に官報に掲載され、その30日後より施行されました。

国家必須医薬品リストとは

今回の告示の元になる「タイ国必須医薬品リスト」は主な疾患の治療及び予防に必要な医薬品が掲載されているもので、下記5つのカテゴリーに分類されています。

アก 診療所で最も頻繁に用いられる、第1選択薬。

イข 上記アの薬が使用できない場合、もしくは効果が見られなかった場合に診療所で用いられる第2選択代替薬。

ウค 経験値の高い医師により投薬が必要だと判断された特定の疾患に処方される薬。

エง 危険性も高いが、効果が期待できる薬。経験値の高い専門医師の厳しい監督下での処方が義務づけられている。

オจ HIVや結核、血友病対策等、特定の疾病に処方される医薬品で、下記2種類がある。

 オจ(1)各政府機関等のプロジェクトに使用されるもの
 オจ(2)熟練専門医師による処方が義務付けられている高リスクかつ高価な医薬品

改正された医薬品品目

今回公表された改正、追加となる医薬品は以下の通りです。使用条件等詳細に関しては告示内容をご確認ください。

グループ(大) グループ(中) グループ(小) 薬名 形状 カテゴリ 備考
1.消化器系
1.Gastro-intestinal system
1.5 慢性腸疾患に使用する薬剤
1.5 Drugs used in chronic bowel disorders
  3. インフリキシマブ
3. infliximab
滅菌済み粉末 100g
sterile pwdr
オจ(2) 新規項目追加
4.中枢神経系
4.Central nervous system
4.9 運動障害に使用する薬剤
4.9 Drugs used in movement disorders
  13. ロピニロール
13. Ropinirole
SR錠
SR tab
エง 下記現行項目削除、置き換え
13.ロピニロール SR錠
13. Ropinirole SR tab
5.感染症
5.Infections
5.3 抗ウィルス薬
5.3 Antiviral drugs
5.3.3ウィルス性肝炎
5.3.3 Viral hepatitis
1.テノホビル・アラフェナミド(TAF)
1. Tenofovir alafenamide (TAF)
錠剤(25 mgのみ)
tab 
エง 以下、現行項目1-5を削除、置き換え
1.ラミブジン(3TC)錠剤(100、150 mgのみ)
1. Lamivudine (3TC) tab 
2.テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩(TDF)
2. Tenofovir disoproxil fumarate (TDF)
錠剤
tab
2. テノホビル ジソプロキシル フマル酸塩 (TDF) 錠剤
2. Tenofovir disoproxil fumarate (TDF) tab
3. ラミブジン(3TC)
3. Lamivudine (3TC) 
シロップ剤
syr
3. エンテカビル(ETV)錠剤 (0.5 mgのみ)
3. Entecavir (ETV) tab 
4. エンテカビル(ETV)
4. Entecavir (ETV)
錠剤(0.5 mgのみ)
tab 
4.ソホスブビル+ベルパタスビル 錠剤(400mg+100mgのみ)
4. Sofosbuvir + Velpatasvir tab 
5. エンテカビル(ETV)
5. Entecavir (ETV)
経口液剤
oral sol
5. リバビリン カプセル剤/錠剤(200mgのみ)
5. Ribavirin cap/tab 
6. ソホスブビル+ベルパタスビル
6. Sofosbuvir + Velpatasvir
錠剤(400 mg + 100 mgのみ)
tab 
オจ(2) 新規項目追加
7.リバビリン
7. Ribavirin
カプセル剤/錠剤(200 mgのみ)
cap/tab 
10. 筋骨格系および関節系疾患
10 Musculoskeletal and joint diseases
10.1 リウマチ性疾患および痛風に使用する薬剤
10.1 Drugs used in rheumatic diseases and gout
10.1.2 疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARDs)
10.1.2 Disease-modifying antirheumatic drugs (DMARDs)
8.アダリムマブ
8. Adalimumab
滅菌済み溶液(40 mg/0.8 mlのみ)
sterile sol 
オจ(2) 下記現行項目削除、置き換え
8.トシリズマブ 滅菌済み溶液 ( 80 mg/4mlのみ)
8. Tocilizumab sterile sol 
9. インフリキシマブ
9. Infliximab
滅菌済み粉末(100 mgのみ)
sterile pwdr 
新規項目追加
10.トシリズマブ
10. Tocilizumab
滅菌済み溶液(80 mg/4mlのみ)
sterile sol 

巻末添付されている補足資料の内容

巻末に補足資料として添付されている「ソホスブビル(spfpsbuvir)、ベルパタスビル(velpatasvir)、及びリバビリン(ribavirin)薬管理の方向性ー HIV感染如何に関わらず全てのC型肝炎に使用するための条件」の項目は以下の通りです。

1. 医薬品承認制度
2. 使用可能な診療所の基準
3. 治療する医師の基準
4. 医薬品使用承認の基準
5. 禁忌事項
6. 推奨する投薬法(HIV感染如何に関わらず全てのC型肝炎への投薬)
7. 使用の基準
8. 治療効果の評価

参考

「国家医薬品システム委員会告示 仏暦2565年(西暦2022年)国家必須医薬品リスト(第2号)」2022年11月8日発出、11月25日官報掲載

「国家医薬品システム委員会告示 仏暦2565年(西暦2022年)国家必須医薬品リスト」2022年6月16日発出、8月5日官報掲載

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