米国|NHTSA、手動操作のない自動運転車に対する初の乗員保護安全基準

自動運転車に係わる初の乗員保護安全基準

2022年03月10日、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、自動運転車の乗員の安全性を確保するための初の最終規則を発表しました。規則は、乗員保護に係わる連邦自動車安全基準(FMVSS)を更新し、自動運転システム(ADS)を搭載し、人間のドライバーに関連する従来の手動操作がない車両についての基準を定める内容となっています。

背景

これまで、乗員保護基準は、ハンドルやその他の手動操作装置を含む、一般的で伝統的な自動車の特徴について規定されていました。今回の規則は、従来の手動操作装置を持たないADS搭載車に基準を適用する際に、メーカーに求められることを明確にするために基準を更新するものとなります。

概要

最終規則では、ADS搭載車は、現行の乗用車と同レベルの高い乗員保護性能を提供し続けなければならないことを明確にしています。先進車両技術に対するNHTSAのアプローチは、データ収集・分析、研究、人的要因、規則制定、施行など、複数の分野にわたって安全を最優先していると説明されています。

サマリーにも、従来の乗員保護基準は従来の設計の車両を対象に規定されており、「運転席」「ハンドル」などの用語が使われていますが、例えば、ハンドルやその他の運転操作がない車両設計には意味がないと指摘されています。最終規則は、不要な用語を避けつつ既存の用語を明確化する形で基準を更新し、それにより、従来の手動操作装置を持たないADS搭載車両に基準を適用する際の曖昧さを解消しする意図があることが記載されています。また、最終規則では、可能な限り現行の規制文言を維持する形で基準を修正し、本規則がより伝統的な設計の車両の乗員に現在提供されている衝突保護のレベルを維持することを明確にしているとのことです。なお、本最終規則の焦点は、ADS機能の有無にかかわらず、車両に適用される統一された規制文を提供するため、衝突安全性能基準に限定されています。

改正箇所

49 CFR Part 571内の各セクション

参考

■ 乗員保護に係わる連邦自動車安全基準(FMVSS)/NHTSA

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