貨物の種類、制限、輸出割当総量等の事項
2022年10月28日に、中国商務部が「2023年の貨物輸出割当総量」および「輸出割当管理」に関する事項を公示しました。これらの事項は「中国対外貿易法」、「中国貨物輸出入管理条例」、「輸出商品割当管理方法」および「輸出商品割当入札方法」等の法律、規程に基づいて制定されました。
「2023年の貨物輸出割当総量」および「輸出割当管理」に関する事項
注意事項
事業者に係る注意事項は以下のように明記されています。
・2023年、甘草および甘草製品、薬草用人工栽培麻黄草、生きている豚(香港・マカオのみ)、生きている牛(香港・マカオのみ)、生きている鶏(香港のみ)、木板、イグサおよびイグサ製品の輸出割当額はそれぞれ520万kg、120万kg、143.04万頭、2.8万頭、300万匹、10万立方メートル、1900万kgとなっています。
・上記の貨物を輸出する貿易事業者は、商務部に割当額の取得を申請し、割当証明書類または割当入札落札証明書類を用いて「中国輸出許可証」を申請し、貨物輸出通関検査・手続きを行わなければなりません。
・2023年の輸出割当額の申請期間は2022年11月1日から2022年11月15日までとなっています。申請者は申請書類を当地の省級地方商務主管部門に提出しなければなりません。省級地方商務主管部門が申請書類を確認し、商務部に報告します。
・商務部は法に基づいて受理された申請を審査し、2022年12月15日までに条件を満たす申請者に割当額を分配します。
・2023年、リン鉱石、白銀の輸出割当管理は引き続き停止し、輸出許可証管理を実行します。条件を満たすリン鉱石または白銀を輸出する貿易事業者は、有効な貨物輸出契約に基づいて輸出許可証を申請し、輸出許可証に基づいて税関に貨物輸出通関検査・手続きを行わなければなりません。
「2023年の貨物輸出割当総量等の事項」ー第1から6条
内容
2023年の貨物輸出割当総量に関する事項は以下のように明記されています。
| 貨物名称 | 輸出割当総量 |
|---|---|
| 甘草および甘草製品 | 520万kg |
| 薬草用人工栽培麻黄草 | 120万kg |
| 生きている豚 | 143.04万頭 |
| 生きている豚(大型) | 142万頭 |
| 香港:生きている豚(大型) | 130万頭 |
| マカオ:生きている豚(大型) | 12万頭 |
| 生きている豚(中型) | 1.04万頭 |
| 香港:生きている豚(中型) | 1万頭 |
| マカオ:生きている豚(中型) | 0.04万頭 |
| 生きている牛 | 2.8万頭 |
| 香港:生きている牛(中型) | 2.5万頭 |
| マカオ:生きている牛(中型) | 0.3万頭 |
| 生きている鶏 | 300万頭 |
| 香港:生きている鶏 | 300万頭 |
| 木板 | 10万立方メートル |
| イグサおよびイグサ製品 | 1900万kg |
「中国貨物輸出入管理条例」の具体的な内容および要点
概要
本条例は、貨物の輸出入管理を規範化し、貨物の輸出入秩序を維持し、対外貿易の健全な発展を促進するため、「国対外貿易法」等の関連規程に基づいて制定されました。
適用範囲
本条例の第2条では適用範囲を、中国国内へ貨物を輸入する場合、あるいは貨物を中国外に輸出する貿易活動に従事する場合としています。
輸出を制限する貨物
・輸出制限する貨物の目録は、国務院対外経済貿易主管部門が国務院の関係部門と共に制定、調整し公布するものとします。
・割当の申請人は、毎年11月1日から11月15日の間に、輸出割当管理部門へ次年度の輸出割当の申請を提出しなければならない規定とされています。輸出割当管理部門は、毎年12月15日までに、次年度の割当を割当申請人に分配します。
・輸出事業者は、輸出割当管理部門が発給した割当証明に基づき、税関で通関手続きを行わなければならないと規定されています。
参考
1.「2023年の貨物輸出割当総量等の事項」(2022年32号)の公示 /中国商務部
2. 「2023年の貨物輸出割当総量等の事項」
2.「中国貨物輸出入管理条例」
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