上場企業の独立取締役制度を最適化し、独立取締役の職責履行能力を高める
2023年4月14日、中国国務院は「上場企業の独立取締役制度改革」に関する意見を公示しました。上場企業の独立取締役制度は中国の特色ある現代企業制度と資本市場の基礎制度における重要な構成部分だと考えられ、会社運営の促進、中小投資家の合法的権益の保護、資本市場の健全でかつ安定した発展の推進などの面において積極的な役割を果たしました。
しかし、資本市場の改革深化に伴い、責任、権利、職責履行及び監督方法などの制度問題を早急に解決しなければならないと判断されました。資本市場の質の高い発展を促進することが意図されています。
「上場企業の独立取締役制度改革」に関する意見の具体的な内容
基本原則
本意見稿の第一節では、基本原則については以下のとおり説明されています。
中国の特色と資本市場の発展段階の特徴を生かし、国の状況に応じた上場企業の独立取締役制度体系を構築するとともに、独立取締役の地位、役割、選出、管理、監督に関する制度規定を作成し、独立取締役が適切な役割を果たすことを確保しなければなりません。
第一節
主要目標
本意見稿の第一節では、主要目標については以下のとおり説明されています。
改革を通じて、上場企業の独立取締役制度体系の形成を促進し、独立取締役の権利と責任を明確化するとともに、中国特色のある現代企業制度の整備、企業監督体系の健全化、資本市場の健全かつ安定した発展の推進における上場企業の独立取締役制度の重要な役割をよりよく果たせることを目標としています。
第一節
主要任務
本意見稿の第二節では、主要目標については以下のとおり説明されています。
独立取締役の職責を明確にする:会社法の改正を推進し、独立取締役に関する規定を整備します。
独立取締役の職責履行方式を最適化する:上場企業が取締役会の構成構造を最適化することを奨励し、上場企業の取締役会における独立取締役は3分の1以上を占め、国有持株上場企業の取締役会における外部取締役(独立取締役を含む)は多数を占めなければなりません。
独立取締役の職務管理を強化する:独立取締役資格認定制度を確立し、独立取締役資格の申請、審査、公開などの要求を明確にしなければなりません。
第二節
組織実施
本意見稿の第三節では、組織実施については以下のとおり説明されています。
・党の指導を強化する:党の上場企業の独立取締役制度改革に関する指導を堅持します。また、上場企業の独立取締役制度改革の業務を重視し、実行措置を明確にしなければなりません。国有持株上場会社は「2つの貫徹」の要求満たし、、取締役会と独立取締役が法に基づいて職権を行使することを支持しなければなりません。
・制度供給を完備する:各関連地域、部門は各自の職責に基づいて、上場会社の独立取締役制度体系を整備し、会社法などの法律の改正を推進し、独立取締役の設置、責任などの基礎的な法律規定を明確にしなければなりません。各関連地域、部門、との連携を強化し、上場会社の独立取締役制度と国有持株上場会社、金融系上場会社などの主体会社のガバナンスに関する規定との接続をしっかりと行わなければなりません。
・宣伝に力を入れる:関係するすべての地域、部門、組織は、広報活動をよく実施し、複数のチャンネルやプラットフォームを通じて、上場会社の独立取締役制度改革の重要性の広報を強化し、各関係者との合意を促進し、改革のための良い環境と法律を遵守する市場環境を作るべき。
第三節
参考
1.「上場企業の独立取締役制度改革」に関する意見 /中国国務院
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