「鉄鋼業界規範条件(2024年改定)(意見募集稿)」
2024年11月01日、中国工業情報化部は「鉄鋼業界規範条件(2024年改訂)(意見募集稿)」を公表し、意見募集について告知しました。締切日は11月14日になっています。
この規制は「鉄鋼業界規範条件(2015年改訂)」と「鉄鋼業界規範企業管理弁法」をベースに作成されたもので、施行してから前述の2件法規制は廃止されることになります。
適用範囲
この規制は中華人民共和国国内(香港・マカオ・台湾地区を除く)に設立され、独立法人資格を備えた鉄鋼企業(長プロセス企業、短プロセス企業を含む)に適用されます。長プロセス企業とは、製鉄(高炉、非高炉、RKEFなど)、製鋼、圧延などの生産工程を同時に備えた鉄鋼企業を指します。短プロセス企業とは、製鋼、圧延などの生産工程を備え、廃棄鋼材、還元鉄、ニッケル鉄などを原材料とし、電気炉を製錬設備とする鉄鋼企業を指します。
事業者に関わる要項
- この規制の内容によって、鉄鋼企業に対しては「規範企業」と「リード型規範企業」の2級評価は実施されることになります。該当規制はガイド性の文書であるため、企業は自主で申請でき、強制ではありません。
- 基本指標は「規範企業」を評価する根拠であり、遵法経営、生産装備、環境保護、資源エネルギー、安全管理、品質保障という6項目の1級指標、および20項目の2級指標を含めます。
- リード指標は「リード型規範企業」を評価する根拠であり、ハイエンド化、インテリジェント化、グリーン化、効率化、安全化という5項目の汎用型1級指標、および26項目の2級指標を含めます。
- 「規範企業」はすべての基本指標に合致しなければなりません。「リード型規範企業」はすべての基本指標に合致し、リード指標の点数は80点以上でなければなりません。
- 鉄鋼企業は原則として独立法人企業を主体として申請を行い、自らの状況に応じて「規範企業」または「リード型規範企業」を申請することができます。
- 鉄鋼企業は所在地の省レベルの工業と情報化主管部門を通じて工業と情報化部に申請すべきです。
- すでに公告された「規範企業」と「リード型規範企業」は関連監督検査を受け、本規制に基づいて自己検査を行い、2年ごとに1回行わなければなりません。基本指標に合致せず、リード指標の得点が変化した場合は自発的に報告しなければなりません。
- 以下のいずれかの状況が発生する場合、もとの公告は取り消されることになります:
(一)本規制に記載された基本指標を満たすことができない場合;
(二)虚偽の資料を提供した場合;
(三)2回連続で『自己検査報告書』を提供していない、或いは年度自己検査の展開及び監督検査を拒否した場合;
(四)企業が合併され、閉鎖された場合;
(五)主体製錬設備が停止した場合;
(六)1年以上操業停止した場合;
(七)国家政策に違反し、鉄鋼生産能力を増えた場合。
目次
第一章 総則
第二章 基本指標
第三章 リード指標
第四章 評価基準
第五章 申請と審査
第六章 動的調整
第七章 附則
付属書:
1.鉄鋼業界規範企業基礎評価指標体系
2.鉄鋼業界規範企業リード評価指標体系
参考
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