European patent administration certification
2022年07月14日、欧州特許庁(EPO)は、新たな資格である欧州特許管理者資格(EPAC)制度を創設したことを明らかにしました。
EPACは、パラリーガル(paralegals)、特許管理者、手続担当者を対象に、EPOへの欧州および国際特許出願の出願、審査、許可、維持に関連するプロセスを管理するための知識と技能を専門家に提供するものとされています。受講は9月に開始され、最初の試験は2022年12月12日に予定されています。
概要
EPOのEPACページでは次のように説明されています。
欧州特許事務検定(EPAC)は、パラリーガル、特許事務担当者、手続担当者が、欧州特許庁における欧州特許および国際特許出願の出願、審査、付与、維持、ならびに付与後の手続に関連する手続きを独立かつ自律的に取り扱うために必要な知識と技能を有することを証明するために設けられたものです。
EPO EPACページより一部を引用・仮訳
欧州特許制度の利用者から、知的財産権に携わるパラリーガルや事務職員を対象とした資格制度の利便性を求める声が高まっており、研修や資格取得の機会は限られた国にしか存在せず、欧州レベルでの需要は高まりつつあることに触れ、本制度の創設により専用コースでオーダーメイドの研修を提供するとともに、新たに高品質の認定証を提供することとなったと、EPOではその経緯を説明しています。
試験内容
試験は、欧州特許条約(EPC)、特許協力条約(PCT)、パリ条約に基づく手続き的側面に重点を置いており、ロンドン協定を含む、欧州特許および特許出願に適用される国内法およびその他の協定も対象となるとのことです。
受験者は、様々な特許取得ルート、出願手続き、手続き上、行政上、形式上の関連業務に関する質問に回答が求められます。
EPOは、欧州特許弁理士を対象とした欧州資格試験(EQE)を提供していますが、今回の動きにより、その範囲を拡大することになるといいます。
新たに構築された認証ポータルおよびEPAC専用ウェブサイトでは、認証に関する情報、受験者が試験を受けるために取るべき手順、学習教材が提供されています。
シラバス
試験のシラバスでは、試験項目モジュールが紹介されています。
モジュール1-特許の理解
モジュール2-出願から検索結果までのEPO手続き
モジュール3-EPOの審査登録からバリデーションまでの手順
モジュール4-PCT手続き
モジュール4-PCT後の国・地域別フェイズへの参入
それぞれのモジュール内の詳細項目はシラバスを参照ください。
参考
■ 欧州特許庁(EPO)
■ EPAC/EPO
■ EPACシラバス/EPO
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