EU|EU理事会、再生可能エネルギーの導入を加速させる枠組みを定めた規則を改正する規則を公布

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EU|EU理事会、再生可能エネルギーの導入を加速させる枠組みを定めた規則を改正する規則を公布

再生可能エネルギーの導入加速について

2024年01月10日、欧州官報にて再生可能エネルギーの導入を加速させる枠組みを定めた規則(EU)2022/2577を改正する理事会規則(EU)2024/223が公布されました。再生可能エネルギープロジェクトの実施に対する補償措置や認可プロセスの簡素化など幅広い内容が含まれています。

背景

■ 理事会規則(EU)2022/2577は、再生可能エネルギーの普及を促進させるための緊急的な措置を定めたものです。時間がかかる複雑な許認可に関する手続きが、再生可能エネルギーや関連するインフラへの発展の障害となっているため、同規則においては特定の再生可能エネルギーなどの手続きの簡素化が目的になっています。

■ 指令(EU)2023/2413による改正によって指令(EU)2018/2001は、2030年以降の再生可能エネルギーを規制する立法枠組みを定めています。いくつかの措置は理事会規則(EU)2022/2577と重なっていますが、手続きが煩雑です。

■ また、EUはウクライナ、アゼルバイジャン、中東等における様々なリスク、アジアにおけるLNG需要の回復などを原因として、不安定なエネルギー供給に直面しており、EU市民の購買やEU企業の競争力に影響を与えています。国際エネルギー機関(IEA)はLNGの市場は当面は不安定なままであると予想しています。

■ そのため、EUは弾力性のあるエネルギー環境を確保するためにも、環境保護を強化しつつ、再生可能エネルギーへの急速な展開をする必要があると判断しました。

概要

■ 理事会規則(EU)2022/2577の適用期間を2025年06月30日まで延長し、指令(EU)2018/2001との重複を回避します。
 例えば、これによって、陸上風力発電の設置が約2年以上かかるリスクを低減し、さらに大規模送電網プロジェクトの許可付与プロセスが1〜3年遅れるリスクも低減します。

■ また、各国の計画にも考慮し、加盟国の計画および許認可プロセスにおける環境以外の利益調整を踏まえ、補助対象は決められます。

■ 理事会規則(EU)2022/2577では太陽光発電の6カ月以内での設備交換も定められているため、環境への影響低減にもメリットがあると欧州委員会は判断しています。

関連法令概要:再エネ配備加速規則(EU) 2022/2577

■ 規則(EU)2022/2577は、再生可能エネルギーの推進を加速させるための枠組みを規定したものです。
■ 本規則は、ロシアの化石燃料への依存度を低減しつつエネルギー危機に対処し、同時にEUが掲げる気候目標をさらに前進させることを目的としています。
■ また、太陽光発電設備、ヒートポンプ、再生可能エネルギー発電所などの各設備における手続きについても規定されています。

参考情報

再生可能エネルギーの導入を加速するための枠組みを定めた規則(EU)2022/2577を改正する理事会規則(EU)2024/223

再生可能エネルギーの導入を加速するための枠組みを定めた理事会規則(EU)2022/2577

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