米国|リモート識別無人航空機の管制ステーションの報告高度の情報精度に関する方針声明

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リモート識別無人航空機

2021年11月22日、米国運輸省(DOT)、連邦航空局(FAA)は、「標準的なリモート識別無人航空機の管理ステーションの報告幾何学的高度に関する政策声明」を公示しました。これは2021年01月15日に公布されていた「無人航空機のリモート識別」規則(リモートID規則)に関係するものです。

無人航空機のリモートID規則

リモートID規則とは、米国の空域で無人航空機の遠隔識別を義務付けるもので、リモートIDとは、飛行中の無人航空機が特定の識別情報、位置情報、性能情報を提供し、地上の人や他の空域利用者がそれを受け取ることができる機能のことをいいます。

リモート識別の要件

遠隔地識別の運用要件を満たすには3つの方法があるとされています。これら3つの準拠方法の要件がリモートID規則で規定されています。
■ 第1の方法|無人航空機と管制ステーションの識別情報、位置情報、性能情報をブロードキャストする標準的な遠隔識別無人航空機を運用すること
■ 第2の方法|リモート識別用の放送モジュールを搭載した無人航空機を運用すること。識別情報、位置情報、離陸情報を放送する放送モジュールは、無人航空機に取り付けられる別個の装置であっても、航空機に組み込まれた機能であっても構わない。
■ 第3の方法|リモート識別装置を持たない無人航空機の運用を可能にするもので、その場合、UASはFAAが認めた特定の識別エリアで運用されます。

規則では、運用要件に加えて、リモート識別用の無人航空機や放送モジュールを製造するための設計・製造要件を定めていまいた。これらの要件は、規制対象者が従うべき特定の手段やプロセスを定めずに、遠隔地における識別の性能基準を設けています。標準的なリモート識別用無人航空機またはリモート識別用放送モジュール(remote identification broadcast module)を設計または製造する者は、FAAが認めた準拠手段に従って、無人航空機または放送モジュールが本規則の性能要件を満たしていることを示さなければなりません。

標準的なリモート識別用無人航空機から通信されるメッセージ要素として、8つの要求が設けられており、すべての標準的なリモート識別無人航空機は、メッセージ要素の送信に関して、位置精度、幾何学的高度精度、メッセージの待ち時間、メッセージの送信速度に関する最低性能要件を含む一定の最低要件を満たさなければならないと規定されています。

メッセージ要素に関するこれらの最低性能要件は設計要件であり、無人航空機の設計がこの精度要件を満たしていることを確認するための具体的な試験方法は、準拠手段の受け入れプロセスの一環としてFAAが検討・評価するとされています。

コンプライアンス

本規則に準拠していない無人航空機について、2022年9月16日以降、米国の空域で運用するために無人航空機を製造することはできず、2023年9月16日以降、米国の空域で無人航空機を運用することはできなくなります。

具体的な性能要件の詳細や準拠方法の詳細についてご関心がある方は、個別の調査依頼等のご相談を本ページ下部よりお問い合わせください。

リモート識別無人航空機から送信されるべき高度の情報精度に関する方針声明

上述の要求事項のうち、標準的なリモート識別無人航空機の管制ステーションが報告する幾何学的高度の精度要件を定める内容において、リモートID最終規則では、この要件を遵守するための方法が規定されていませんでした。規則では、管制ステーションの報告幾何学的高度は、95パーセントの確率で、真の幾何学的高度から15フィート以内の精度でなければならないとしています。

生産者がFAAの基準を満たす標準的なリモートID無人航空機を開発するための指針として、幾何学的高度の要件を満たすことを証明するためにFAAに受け入れられる可能性のある準拠手段の1つに今回の方針声明の内容が位置づけられています。即ち、リモート識別無人航空機のコンプライアンス手段の一つとして今回の声明を採用することができるとされています。

方針声明の詳細にご関心がある方、リモートID規則および関連規則にご関心がある方は下記より個別の調査相談等のお問い合わせよりお知らせください。

 

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