米国|DOT、EV充電ネットワークを75,000マイル整備支援へ-全50州、ワシントンDC、プエルトリコを含む
22年度・23年度のNEVI定式化プログラムの資金-15億ドル以上が利用可能
2022年09月27日、米国運輸省(DOT)は、超党派インフラ法を背景に、国家電気自動車インフラ(NEVI)定式化プログラムのもと、州間道路にEV充電設備を設置する州を支援するために50億ドルを提供する内容について、バイデン-ハリス政権が明らかにしたことを伝えました。
この支援内容は、全50州、コロンビア特別区、プエルトリコの電気自動車インフラ展開計画が予定より早く承認されたことによるもので、22年度および23年度のNEVI定式化プログラムの資金については、15億ドル以上が利用可能になるとのことです。超党派インフラ法に基づく NEVI定式化資金は、5 年間で50億ドルが利用可能になっています。
NEVI定式化プログラムの承認施策
NEVI定式化プログラムの資金は、自動車の充電に直接関連するプロジェクトに使用する幅広い選択肢に活用することができるとされています。DOTでは、次の内容を列挙しています。
■ 既存のEV充電インフラのアップグレードおよび新規のEV充電インフラの建設
■ 充電ステーションの運用・保守費用
■ 現場での電気サービス設備の設置
■ 地域社会および関係者の関与
■ 労働力開発活動
■ EV充電ステーションの標識
■ データ共有活動
■ 関連する地図分析および活動
NEVI定式化プログラム
NEVIフォーミュラ・プログラムは、バイデン大統領の経済政策の一環として、電気自動車の未来を推進するために利用できる資金の一形態として説明されています。連邦道路局(FHWA)は、エネルギー・運輸合同局と緊密に連携しながら、各州のEVインフラ整備計画を審査し、できるだけ早くすべての計画を承認できるよう取り組んでいるとし、残りの計画についても、計画の承認が確定した段階で、順次審査を進めていく予定となっています。
計画が承認されると、各州の道路交通局は、NEVI定式化プログラムの資金を利用して、EV充電インフラを整備するための資金を得ることができるようになる仕組みです。
これにより、既存のEV充電インフラの改良と新規建設、これらの充電ステーションの運用・保守費用、現場の電気サービス設備の設置、地域社会や関係者の関与、人材開発活動、EV充電ステーション標識、データ共有活動、関連地図の分析・活動など幅広い取り組みが可能になります。
EV充電に関する提案された基準では、EV充電インフラの設置に携わる電気技術者が、非営利で業界認定トレーニング・プログラムであるEVインフラトレーニング・プログラム(Electric Vehicle Infrastructure Training Program)の認定を受けることが義務付けられています。
また、FHWAは、NEVI定式化資金の使用方法に関する基本ルールを確立するための関連作業も行っており、プログラムの資金提供を受けるプロジェクトの最低基準および要件案に関する規則制定を迅速に完了させる予定にも言及されていました。
また、EV充電の国内生産の短期的立ち上げを可能にするバイ・アメリカ免除(Buy America waiver)を提案し、この免除提案に対する意見募集は2022年9月30日まで行われました。
さらに、FHWAはよくある質問(FAQ)をウェブサイト上で案内しています。
参考
■ 国家電気自動車インフラ (NEVI) 制度/FHWA
■ DriveElectric.gov/エネルギー・運輸合同局
■ NEVI定式化プログラムの規則案/連邦官報
注目情報一覧
新着商品情報一覧
調査相談はこちら
概要調査、詳細調査、比較調査、個別の和訳、定期報告調査、年間コンサルなど
様々な調査に柔軟に対応可能でございます。
- ●●の詳細調査/定期報告調査
- ●●の他国(複数)における規制状況調査
- 細かな質問への適宜対応が可能な年間相談サービス
- 世界複数ヵ国における●●の比較調査 など