食品栄養サービスによって提案されたWIC食品パッケージの改訂案
2022年11月21日、農務省の食品栄養サービスは、女性、乳幼児、子供(WIC)食品パッケージを管理する規制を改訂し、現在のアメリカ人の食事ガイドラインに合わせ、全米科学工学医学アカデミーが2017年にレポートした「WIC食品パッケージのレビュー:バランスと選択の改善」で推奨された事項を反映することを提案しました。
提案された変更は、WICに最新の栄養科学に沿ったより多様な食品を提供し、補助食品へのより公平なアクセスを提供し、母乳育児をより適切に促進およびサポートすることで、長期的な母乳育児方法の確立を目指します。ここでは、この規則の「改定案の目的」「改定案の内容」について記事になっています。
改定案の目的:
この改定案により、女性、乳幼児、子供(Women, Infants, and Children、WIC)のための栄養の安全性と公平性を促進し、WICに最新の栄養科学に沿ったより多様な食品を提供することを目的としています。
改定案では、州機関が各WICの食事のニーズと個人的および文化的な食品の好みに対応する食品パッケージ(一覧)を柔軟に調整できるようにします。補助食品への公平なアクセスを提供し、WICひとりひとりの母乳育児の目標をより適切に促進およびサポートして、長期的な母乳育児を確立することを目標としています。
改定案の概要:
WIC食品パッケージの改訂案は、2017年のNASEM(National Association for the Study of Educational Methods、全米アカデミーズ(United States National Academiesとしても知られている)レポートと2020年から2025年の「アメリカ人のための食事ガイドライン(Dietary Guidelines for Americans、DGA)」に一致させています。
「III. WICフードパッケージの改訂案」項目では、今回新しく提案された変更の概略が以下のように各区分に分けて示されています。
「A. 果物と野菜」区分
1.子供、妊娠中、授乳中、および産後の参加者の現金価値バウチャー(cash-value voucher、CVV)の最大月額手当を増加。
2.州の機関に、生鮮に加えて1つ以上の他の形態の果物と野菜を承認するよう要求。
3.ベンダーに少なくとも3種類の野菜を在庫するように要求。
4. CVVで購入できるものを展開。
「B.ジュース」区分
1.ジュースの最大月額許容量を削減または削除。2.ジュースの代わりにCVVを許可。
「C.牛乳と牛乳の代替品」区分
1.牛乳の最大月間許容量を削減。
2.乳糖を含まないミルクの承認。
3.無香料のミルクのみを許可し、ヨーグルトや大豆ベースの飲料で許可される総糖を削減。
4.豆乳のカルシウム仕様とヨーグルトのビタミンD仕様を追加。
5.牛乳のヨーグルト代替量を増加。
6.牛乳の代わりに、豆乳のヨーグルトと大豆ベースのチーズを追加。
7.ヨーグルトの特徴に関して食品医薬品局の基準を更新。
8. 1歳の子供には制限なしで低脂肪ヨーグルトを許可。
9.完全に母乳で育てる食品パッケージから食品カテゴリーとしてのチーズを削除。
「D. 幼児用食品」区分
1.乳児用シリアル、乳児用果物と野菜、乳児用肉を削減。
2.乳児用果物および野菜のCVV代替量を増やし、生鮮以外の形態を許可し、乳児がCVVを受けるための最低年齢を引き下げ。
3.乳児用食品への脂肪の添加を禁止。
「E.乳児用調製粉乳の柔軟性を追加し、部分的もしくはほぼ全体において母乳育児中の参加者のために別の食品パッケージ」区分
1.母乳で育てられた乳児の最初の月に粉ミルクの量を増加。
2.処方されたすべての乳児用調製粉乳の数量を「最大」の量と見なすことを許可。
3.母乳育児の参加者のために、個別の強化された食品パッケージを作成。
「F. 朝食用シリアル」区分
1.朝食用シリアルの全粒穀物基準を変更。
2.すべての朝食用シリアルが全粒穀物の基準を満たすことを要求。
「G.全粒粉パン、全粒粉パン、およびその他の全粒粉食品」区分
1.全粒小麦と全粒粉パン、およびその他の全粒粉オプションの最大月額許容量を改訂(子供については減額、妊娠中、産後、授乳中の参加者には増額)。
2.全粒粉パンの基準を変更。
3.全粒穀物のオプションを展開。
「H.缶詰の魚」区分
1.子供(2〜4歳)の食品パッケージに缶詰の魚を追加し、子供向けのWIC適格品種を指定。
2.妊娠中、母乳育児、および現在魚の缶詰を受け取っていない産後の参加者の食品パッケージに魚の缶詰を追加し、完全母乳育児の参加者の量を修正し、WIC適格品種を修正。
「I.マメ科植物と卵」区分
1.州の機関に、乾燥マメ科植物と缶詰マメ科植物の両方を承認するよう要求。
2.卵の代わりにマメ科植物とピーナッツバターの承認を要求し、州機関が豆腐を卵の代わりに許可することを選択可能。
「J. 最大月額手当」に関して
1.州機関が多様性と選択肢を増やすためにより多様なパッケージサイズを承認可能。また、参加者が全額を受け取ることができることを保証するパッケージサイズを提供。
参考:
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