米国|省エネルギープログラムの各種法令案の簡易紹介

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米国|省エネルギープログラムの各種法令案の簡易紹介

2月に通知された省エネ基準の規制案とそれに対する公開会議のお知らせ

2023年2月、米国エネルギー省は、改正された省エネ法(Energy Policy and Conservation Act、EPCA)に基づきいくつかの電化製品の基準の修正案を発表しました。ここでは、「省エネ基準の規制案発表の背景」「5つの省エネ基準の規制案」について記事になっています。

省エネ基準の規制案発表の背景:

エネルギー省(United States Department of Energy、DOE)のエネルギー効率および再生可能エネルギー局(Office of Energy Efficiency and Renewable Energy)は、改正された省エネ法(Energy Policy and Conservation Act、EPCA)に基づき、商用、産業機器、住宅用電化製品の省エネ基準を規定しています。また、この基準の内容について定期的に見直しを行っています。

バイデン・ハリス政権では、気候危機と戦うために野心的なクリーンエネルギーアジェンダをもっています。そして、エネルギー効率基準を強化し、エネルギー料金の引き下げを目指しています。とくに、平均的な家族に対して少なくとも年間100ドル程度の節約ができると約束し、2022年に110以上の行動を起こしました。

2023年にも引き続いて様々な規則の見直しを行っており、規則もしくは規則案を発表しています。2023年2月にも、バイデン大統領の気候危機と戦うためのクリーンエネルギーアジェンダを実施する制定案が発表されています。

5つの省エネ基準の規制案:

  • 2023年2月2日、省エネプログラム:外部電源の省エネ基準

これは、規則制定案の通知と公開会議の発表です。今回の規制案では、DOEは外部電源の省エネ基準の数値を見直した規提案を発表しました。さらにこの案に対してのコメントを募集し、そのための公開会議も開催する予定です。

  • 2023年2月6日、省エネプログラム:小型電動機の省エネ基準

これは、決定案の通知とコメントの要求です。今回、DOEは小型電動機の省エネ基準の改正は費用対効果が高くないと判断し、この機器の省エネ基準の修正を行わないことを発表しました。そこで、DOEはこの決定と関連する分析および結果についてコメントを求めています。

  • 2023年2月13日、省エネプログラム:コンプレッサーの試験手順

これは、規則制定案の通知と公開会議の発表です。今回DOEは、コンプレッサーの試験手順の軽微な書き損じを修正することを提案しました。

また、エアコンプレッサーの定義を修正して明確化することを提案しました。提案では、「エアコンプレッサーの定義:大気またはその他の空気源に入口が開いている空気を圧縮するように設計されたコンプレッサーで、1つ以上の圧縮要素(ベアコンプレッサー)、ドライバー、圧縮要素を駆動する機械設備、および補助機器で構成されている。」となり、「1つ以上の」が加えられました。DOEは、これら提案についてコメントを求めています。

  • 2023年2月27日、省エネプログラム:冷蔵庫、冷凍冷蔵庫、冷凍庫の省エネ基準

背景:バイデン政権では、「温室効果ガスへの対策」と「米国での省エネ対策」を重視しています。そのため、住宅用の家電製品でのエネルギー基準で3年以上更新されていない省エネ基準を改正することで、消費者のエネルギー需要に応えながらそれを減少させる方針です。

そのため、DOEの建築技術局(Building Technologies Office)は、60以上のカテゴリーの電化製品および機器に対して省エネ基準の見直しを行っています。2023年2月10日、冷蔵庫と洗濯機のエネルギー効率基準を改正することを発表しました。これにより、米国の消費者のエネルギーと水道料金を年間約5億ドル節約できると予想しています。

また、2022年からのエネルギー効率化措置を合わせると、温室効果ガス排出量を2億メートルトン以上削減し、消費者を4年間の累積で570,30億ドル節約できると予想しています。

内容:これは、規則制定案の通知と公開会議の発表です。2023年2月27日、DOEは、冷蔵庫、冷凍庫、および冷凍庫の省エネ基準の改正を提案しました。さらにこの案に対してのコメントを募集し、そのための公開会議も開催する予定です。

  • 2023年2月28日、省エネプログラム:消費者向け従来型調理製品の省エネ基準

これは、データ可用性の通知(Notification of data availability、NODA)です。今回DOEは、消費者の従来の調理製品の新しい省エネ基準の修正と補足を提案しました。従来の調理製品の省エネの分析を明確にするために情報を追加して公開しました。DOEは、この提案についてコメントだけでなく、調理製品に関する情報も求めています。

参考:

省エネプログラム:外部電源の省エネ基準(2023年2月2日)

省エネプログラム:小型電動機の省エネ基準(2023年2月6日)

省エネプログラム:コンプレッサーの試験手順(2023年2月13日)

DOEは、アメリカ人の年間エネルギーと水道料金を数十億ドル節約するために、住宅用電化製品の新しい基準を提案しています(2023年2月10日)

省エネプログラム:冷蔵庫、冷凍冷蔵庫、冷凍庫の省エネ基準(2023年2月27日)

省エネプログラム:消費者向け従来型調理製品の省エネ基準(2023年2月28日)

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