2023.06.19
米国|マットレスとマットレスパッドの燃焼性に関する基準を定める規則案の意見募集
CPSC、マットレスとマットレスパッドに関する規則案の説明会を案内
2023年05月08日、消費者製品安全委員会(CPSC)は、2023年6月14日にメリーランド州ロックビルで、マットレスおよびマットレスパッドの可燃性の基準に関する説明会を開催することを発表しました。07月05日まで意見募集も行っています。ここでは「説明会の背景」「説明会の内容」「意見募集の内容」について記事になっています。
説明会の背景:
2005年06月23日、消費者製品安全委員会(Consumer Product Safety Commission、CPSC)は、「マットレスおよびマットレスパッドの燃焼性(タバコの着火)に関する基準(16 CFRパート1632)」の失効または改正の可能性に関する規則制定提案事前通知(advance notice of proposed rulemaking、ANPR)を発表しました。ANPRの公表以降、CPSCスタッフは、実物大のマットレス試作品の試験を実施し、火災事故データを評価し、主に部品の代替について、既存および代替の代用試験を行いました。2017年2月1日、CPSCは、マットレス材料に関する情報提供依頼書(RFI)を公表し、パート1632「マットレスおよびマットレスパッドの燃焼性に関する基準」およびパート1633「マットレスセットの燃焼性(開放された炎)に関する基準」に準拠するために現在使用されている材料、部品、および組み立て方法に関する情報を求めました。マットレス業界から6件の意見が出たが、提出されたコメント数が少ないため、CPSCは業界の慣行を限定的にしか理解することができませんでした。
説明会の内容:
2023年5月8日、消費者製品安全委員会(CPSC)は、2023年6月14日にCPSCの研究所で、「マットレスおよびマットレスパッドの可燃性の基準」に関する説明会を開催することを発表しました。この説明会にはリモートでの参加も可能です。また、7月5日までこの規則案に関する書面での意見の募集も行っています。2023年6月14日に開催する説明会では以下の2点の内容が説明されます。
1. マットレスのふとん地(ticking、丈夫な綿のあや織)の代替について
「可燃性に関する試験の経験談と試験方法の解説」「標準となる材料の評価と入手可能性」「材料の選択に影響を与える要因」「代替したふとん地材が直火試験性能に及ぼす影響の検討」「消費者の安全に対する代替ふとん地材の影響の検討」について説明されます。
2. 16 CFRパート1632およびパート1633への適合性について
「両規格に準拠するための燃焼性試験性能に影響を与える方法と材料」「開発中および市販のマットレスの両規格への適合に関する試作品のデータ傾向」について説明されます。
今後、CPSCは、各テーマのパネリスト数を確認した上で、発表者と発表順を決定します。また、関心の高さに応じて、パネルセッションの組み合わせや時間について検討する可能性もあります。最終的なスケジュールは、開催前にホームページで発表する予定です。
説明会は、2023年6月14日午後1時から4時まで、メリーランド州ロックビルのCPSCの連邦の消費者製品試験と評価センター(National Product Testing and Evaluation Center、NPTEC)で開催されます。
意見募集の内容:
CPSCは以下の質問について、2023年7月5日までに書面による意見募集をおこない、情報提供を募っています。
1. 「ふとん地の評価や代替に使用できる手順や代替試験プロトコル」「異なるふとん地の分類に対する代替試験プロトコル」「これらの代替試験方法の利点、安全性への影響、異なるふとん地で結果が異なった場合、試験方法の妥当性」についての情報提供
2. 「16 CFRパート1632に記載されている試験の実施者は、マットレス製造者、ふとん地の供給者、又は他者の誰なのか」「そのことにおいて、ふとん地の分類に関連するのか」についての情報提供
3. 認定されたマットレスの試験用製品でふとん地を代用する場合、代用するふとん地はどのように選択・評価されるのか」「ふとん地の分類以外に、ふとん地材を選択する際に重要な要素や特徴」「試験材料の構造に関する利点や懸念、安全性への影響」「解放された炎に対するふとん地の適合性」についての情報提供
4. CPSCが16CFRパート1632 の改正を選択した場合、16 CFRパートpart 1633(マットレスセット)の要件と整合性を取る可能性があります。「その場合に考慮すべき要件」についての情報提供
5. 「16CFRパート1632またはパート1633 のいずれかの変更案で考慮すべき新しい話題、例えば、持続可能性、部品の入手しやすさ、いずれかの規格の対象となる製品の範囲、カスタム製品など」についての情報提供
参考:
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