米国|省エネルギープログラムにおける電気電子機器基準の認証要件などに関する最終規則

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米国|省エネルギープログラムにおける電気電子機器基準の認証要件などに関する最終規則

DOE、複数の製品および機器に対する認証要件を、試験手順や基準に合わせて改正

2024年10月09日、エネルギー省(DOE)のエネルギー効率および再生可能エネルギー局は、この最終規則のセクションIIおよびセクションIIIに記載されるとおり、特定の種類の消費者製品および機器に対する「認証規定」、「ラベリング要件」、および、「執行規定」を制定および修正するための最終規則を公表しました。

まずDOEは、現在適用されている省エネルギー基準および試験方法と整合する報告要件を確立しました。また、基準適用に必要な製品の分類を決定するための情報を確立しました。そして、これらの製品および機器に対する認証要件、ラベリング要件、および執行規定を確立しました。この最終規則の発効日は2024年12月23日です。

この規則において新規格または改正規格への適合を証明するための初回認証規定を定める製品または機器について、その製造者は、2025年5月7日以降に、商業的に流通する基本モデルについて初回認証報告書を提出しなければなりません。既存の認証規定がある機器については、その製造者は2025年5月7日以降に提出される年次認証報告書から、既存規格への適合を認証するための報告要件が義務付けられます。

この最終規則の背景

DOEの認証規制は、米国において商業的に流通する対象製品および対象機器のエネルギーおよび水の使用特性に関する情報を収集し、認証する仕組みです。ほとんどの対象製品および対象機器の製造者は、流通期間中、具体的には、(1)基本モデルが商業的に流通する前、(2)その後毎年、および(3)基本モデルの消費量を増加させたり効率を低下させたりするなど基本モデルを再設計し、認証されていた定格が反映できなくなった場合、認証報告書を提出しなければなりません。

さらに、製造者は、基本モデルの生産が中止され、販売のために提供されなくなった場合、その中止の次の年次に、認証報告書の一部として報告しなければなりません。DOEは、対象製品または対象機器の製造者に対し、認証報告書、すべての認証試験の基礎となる試験データ、およびモデルの製造中止をDOEに通知してから2年間、記録を保持することも義務付けています。

この最終規則の概要

対象製品に対する認証要件を修正した前回の最終規則以降、DOEは、複数の製品および機器に対する試験手順および/または省エネルギー基準を提案または確定してきました。この最終規則では、DOEは、これらの提案および確定された改正に合わせるために、特定の対象製品および機器に対する認証要件、ラベリング要件、および執行規則を更新しました。

以下、それぞれ代表的な更新内容を記載しています。

  • CAC/HP(central air conditioners and heat pump、セントラルエアコンとヒートポンプ)認証報告要件を更新し、試験条件情報を含む試験手順の最新版を反映させました。
  • DW(dishwasher、食器洗い機)認証報告要件において、製造者は、2023年07月17日に改訂された附表C1試験方法の使用が義務付けられ、省エネルギー基準への適合を証明する場合は、附表C2の使用が義務付けられました。
  • RCW(residential clothes washer、家庭用洗濯機)の古い認証報告要件が削除されました。さらに、既存の認証報告要件が更新され、試験手順の用語と整合がおこなわれました。
  • プール用ヒーターの認証報告要件を、その省エネルギー基準に合わせ、電気プール用ヒーターの熱効率の報告を義務付け、電気プール用ヒーターに特化した新たな報告要件を設けました。
  • 除湿器に関する古い認証報告要件が削除されました。
  • EPS(external power supplies、外部電源)認証報告要件を、修正された試験手順と整合しました。EPSと共に出荷される出力コードの有効線径と長さを明記する報告要件も追加されました。
  • バッテリー充電器の認証報告要件が改正されました。
  • CRAC (computer room air conditioners、コンピュータールームエアコン)認証報告要件が省エネルギー基準に整合され、補足試験指示ファイルの提出が義務付けられました。
  • DX-DOAS (direct-expansion dedicated outdoor air systems、直膨張式専用外気システム)認証報告要件が省エネルギー基準に整合され、補足試験指示ファイルの提出が要求されました。
  • 冷房能力65,000Btu/h未満の空冷式三相小型業務用パッケージエアコンおよびヒートポンプ(ACUACsおよびACUHPs)、ならびに空冷式三相可変冷媒フロー(VRF)エアコンおよびヒートポンプについて、最終規則で定められた省エネルギー基準に沿った認証報告要件が設定されました。2025年1月1日からその遵守が義務付けられました。
  • CWH (commercial water heating equipment、業務用給湯機器)認証報告要件が、省エネルギー基準に適合されました。業務用電気瞬間式給湯器に特有の報告要件、業務用電気貯蔵給湯器の定格入力報告要件が追加されました。
  • 既存のACIM(automatic commercial ice makers、業務用自動製氷機)認証報告要件が、試験手順と整合されました。
  • ウォークイン冷蔵システムについて、各冷凍システムが二酸化炭素ユニットクーラー、取り外し可能なシングルパッケージ専用システム、または付属のスプリットシステムの定義を満たしているかどうかを報告する要件が追加されました。
  • 業務用および産業用ポンプの認証要件における変数の用語に修正が加わりました。
  • ポータブルACの既存の認証報告要件が明確にされ、試験手順で指定された指示と整合されました。
  • コンプレッサーの認証報告要件において、年次報告書の提出日が09月01日に定められました。
  • DPPPMs (dedicated-purpose pool pump motors、プール専用ポンプモーター)の認証報告要件において、年次報告書の提出日が09月01日に定められました。
  • 空気清浄機の認証報告要件において、年次報告書の提出日が12月01日に定められました。
  • SPVAC( single package vertical units、シングルパッケージ縦型ユニット)/HPs(ヒートポンプ)認証報告要件が省エネルギー基準に整合され、補足試験指示ファイルの内容要件が追加されました。
  • CFLK (ceiling fan light kits、シーリングファンライトキット)報告要件が明確になりました。
  • GSL(general service lamps、一般サービスランプ)認証要件に、バックストップ要件への適合を証明する必要があることが明記されました。

参考情報

電気電子機器基準の省エネルギープログラム:特定の消費者製品および業務用機器に対する認証要件、ラベリング要件、および施行規定

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