米国|省エネルギープログラムの最終規則における2つの基準と3つの試験手順の発効日が60日間延期され、意見募集が行われる
エネルギー省(DOE)のエネルギー効率・再生可能エネルギー局、5つの省エネルギーに関する基準または試験手順の発効日を2025年03月21日まで延期、意見募集
2025年02月05日、エネルギー省(DOE)が管轄する省エネルギープログラムの最終規則における以下の3つの試験手順の発効日が2025年03月21日まで延期されました。また、この発効日の延期の影響、およびこれら基準が提起した法的または政策的問題などに関する意見が、2025年03月07日まで募集されました。
- セントラルエアコンおよびヒートポンプの試験手順
- 一般サービスランプの試験手順
- 住宅用および業務用洗濯機および衣類乾燥機の試験手順
2025年02月20日、省エネルギープログラムの最終規則における以下の2つの基準の発効日が2025年03月21日まで延期されました。また、この発効日の延期の影響、およびこれら基準が提起した法的または政策的問題などに関する意見が、2025年03月13日まで募集されました。
- ウォークインクーラーとウォークインフリーザーの省エネルギー基準
- 家庭用ガス燃焼式瞬間湯沸かし器の省エネルギー基準
関連する製品を米国で製造(輸入を含む)や販売している事業体は注意が必要です。
この省エネルギープログラムにおける最終規則の発効日の延期の背景
2025年01月20日、トランプ大統領は、覚書「Regulatory Freeze Pending Review(審査待ちの規制凍結)」 (2025年01月28日付連邦官報)を発表しました。この大統領令では、すべての行政部局に対し、連邦官報にすでに掲載された特定の規則の発効日を60日間延期することを検討するよう命じています。さらに、各省庁は、この覚書に基づいて延期された規則によって提起された事実や法律的または政策的な問題について、当該省庁や利害関係者が意見を提出できるよう、再考時間や意見募集期間を設けることを命じています。
この省エネルギープログラムにおける最終規則の発効日の延期の内容
2025年02月05日、省エネルギープログラムの最終規則における以下の3つの試験手順の発効日が2025年03月21日まで延期されました。
- セントラルエアコンおよびヒートポンプの試験手順:2025年01月07日(90 FR 1224)に連邦官報で発表された試験手順を修正する最終規則。この規則は、セントラルエアコンおよびヒートポンプのエネルギー効率を測定するための試験手順が修正され、業界の基準の最新版を参考とし、2つの新しいエネルギー効率測定基準に基づいた新しい基準が採用していました。
- 一般サービスランプの試験手順:2025年01月16日(90 FR 4589)に連邦官報で発表された一般サービスランプの試験手順を明確化する最終規則。この規則は、付属書W、付属書BB、および付属書DDに記載されている一般サービスランプ(GSL)の試験方法の明確化を行いました。具体的には、GSLを着色ランプとして試験してはならないこと、および光出力に影響しない追加部品を有するランプは試験中に消灯しなければならないことを明確にしました。また、非一体型ランプは、互換性リストと入手可能性に基づいて選択された蛍光灯バラスト、高輝度放電(HID)ランプバラスト、または外部発光ダイオード(LED)ドライバを使用して試験されることを規定し、始動方法、バラスト係数、およびランプ数に関する仕様を提示しました。
- 住宅用および業務用洗濯機および衣類乾燥機の試験手順:2025年01月17日(90 FR 5519)に連邦官報で発表された試験手順を改正する最終規則。この規則は、(1)試験布の仕様を更新し、代替の試験布を認める、(2)読みやすくするために試験手順を再編成していました。
2025年02月20日、省エネルギープログラムの最終規則における以下の2つの基準の発効日が2025年03月21日まで延期されました。
- ウォークインクーラーとウォークインフリーザーの省エネルギー基準:2024年12月23日(89 FR 104616)および2025年01月7日(90 FR 1029)に連邦官報で発表された基準を改正する最終規則。この規則は、ウォークイン冷凍庫に関する省エネルギー基準である「ウォークイン非表示ドアに関する基準(特定されたすべてのウォークイン非表示ドアに1日あたりの最大消費電力量を表示するなどの内容)」の改正(2024年12月23日)と軽微な訂正(2025年01月07日)の訂正を行っていました
- 家庭用ガス燃焼式瞬間湯沸かし器の省エネルギー基準:2024年12月26日(89 FR 105188)に連邦官報で発表された基準を改正する最終規則。この規則は、ガス燃焼式瞬間湯沸かし器の省エネルギー基準を改正し、(1)特定の製品クラス(有効貯蔵量が2ガロン未満で、入力定格が50,000Btu/hを超える製品)の最低効率レベルを引き上げ、(2)その他の製品クラスの定格評価基準を(厳格レベルを引き上げずに)変更していました。
加えて、米国エネルギー省(Department of Energy、DOE)は、上記の試験手順または基準の発効日の延期の影響、およびこれら基準が提起した法的または政策的問題などに関する意見を、それぞれ2025年03月13日まで募集しました。
参考情報
省エネルギープログラム:セントラルエアコンおよびヒートポンプの試験手順
省エネルギープログラム:住宅用および業務用洗濯機および衣類乾燥機の試験手順
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