新たなダイオキシン規制は延期へ 最速で2029年に追加の可能性
2025年10月7日、ローマで開催された残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約の専門家会合(POPs検討委員会)において、新たに提案された「臭素化ダイオキシン・フラン類(PBDD/Fs)」および「混合臭素化・塩素化ダイオキシン・フラン類(PBCDD/Fs)」が、残留性有機汚染物質(POPs)の基準をすべて満たすと認定されました。
しかし、全会一致には至らず、国際的な規制措置に進めるかどうかの決定は保留となりました。次の段階へ進む可能性があるのは今後の会合以降で、最も早くて2029年に条約に追加される可能性があります。