農薬製造工業の汚染防止技術を推進するため、実行可能な技術を制定する
2023年3月13日、中国生態環境部は「農薬製造工業汚染防止・制御における実行可能な技術ガイドライン」の通達を公示しました。本ガイドラインは、2023年6月1日から実施されます。「中国環境保護法」などの法律、法規を実施し、環境汚染を防止するとともに、生態環境の品質を改善し、関連業界の健全な発展を規範化することが意図されています。
「農薬製造工業汚染汚染防止・制御における実行可能な技術ガイドライン」
概要
「中国環境保護法」、「中国水汚染防止法」、「中国海洋環境保護法」、「中国大気汚染防止法」、「中国固体廃棄物汚染環境防止法」、「中国騒音汚染防止法」、「中国土壌汚染防止法」などの法律を実施し、環境汚染を防止するとともに、生態環境の品質を改善し、農薬製造工業の汚染防止技術を推進するために、本ガイドラインを制定しました。
適用範囲
本ガイドラインは、農薬製造工業の廃水、排気ガス、固体廃棄物と騒音汚染防止における実行可能な技術を提案するものとします。本ガイドラインは、農薬製造工業企業、生産施設建設項目及び農薬製造工業汚水集中処理施設の環境影響評価、国家汚染物質排出標準改正、汚染排出許可管理、汚染防止技術の参考となることができます。
定義
第3項によれば、本ガイドラインで使用される専門用語は以下のとおり明記されています。
・農薬:農業、林業に危害を及ぼす病気、虫、草およびその他の有害生物の予防、撲滅、制御し、植物や昆虫の生育を制御するために使用する化学的、生物学的由来の物質またはその他の天然物質とその調製物の混合物を指します。
・農薬製造工業:GB/T 4754-2017に規定された農薬製造工業は、化学農薬製造、生物化学農薬と微生物農薬製造に分かれます。農薬製造過程には、農薬中間体製造、原薬製造、製剤加工と配合に分かれます。
・農薬製造工業汚水集中処理施設:2社および2社以上の農薬製造工業排出組織に汚水処理サービスを提供する汚水集中処理施設を指します。
・汚染防止・制御における実行可能な技術:国の一定期間内の環境ニーズと経済レベルに基づき、汚染防止過程において汚染予防技術、汚染対策技術と環境管理措置を総合的に採用し、汚染物排出を国家汚染物排出標準を満たす技術を指します。
・農薬中間体:農薬原薬合成に特化した、または農薬原薬合成を主な用途とする化合物を指します。
「農薬製造工業汚染汚染防止・制御における実行可能な技術ガイドライン」ー第3項
廃水汚染防止技術
第6項によれば、廃水汚染防止技術の一般技術については以下のとおり明記されています。
廃水処理プロセスを選択する際には、次の原則に従わなければなりません。
a)廃水の異なる水質を収集し、可能な限り「下水、雨水、汚水の分離流」を実現すること
b)総合利用に重点を置き、可能な限り廃水から有用資源を回収すること
c)バイオケミカル処理で抑制される排水は、特定の水質に応じて選択し、処理水は他の生産排水、補助工程排水、日常維持工程排水、生活排水と混合して総合排水を形成すること
d)廃水中の汚染物質成分と結合して適切な処理技術を選択し、処理施設の安全性を確保すること
e)農薬廃水の生化学処理に適した生化学技術を採用し、水質の変化と波動性を考慮すること
「農薬製造工業汚染汚染防止・制御における実行可能な技術ガイドライン」ー第6項
参考
1.「農薬製造工業汚染防止・制御における実行可能な技術ガイドライン」の通達 /中国生態環境部
2.「農薬製造工業汚染防止・制御における実行可能な技術ガイドライン」
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