2026.03.25
EU|計量器指令の改正-時代に即した要件へ更新
20年以上変更がなかった要件群の刷新
2026年03月20日、EU官報にて計量器指令として知られる「電気自動車用給電設備および圧縮ガスディスペンサーの測定システム、ならびに電気・ガス・熱エネルギー計に関する指令(Directive 2014/32/EU)」を改正する指令が公布されました。本改正内容に関する国内法化期限は2028年04月10日となっており、適用開始は2028年10月10日と指定されています。
計量器指令の対象機器の上市のためには、附属書に定められた要件を満たす必要があります。
同指令の要件は20年以上変更されておらず、時代に即した内容にはなっていないとして、更新が必要とされました。
今回の改正の要点は次の通り:
■ 適用範囲および同指令の附属書に定められた基本要件の両方を改正
■ 附属書I、IV、VおよびVIは、もはや技術中立性を欠き、消費者への保護を向上させる新技術に対応した必須要件を提供していないため、改正が必要
■ 附属書Iは、スマートガス・電力メーターの導入および新たな機器別附属書に規定される新しい測定機器を考慮に入れるため、改正が必要
■ 附属書IVは、従来型の燃料ガスの代替として使用可能な水素やその他の燃料ガスの利用拡大、およびスマートガスメーターの導入を考慮して改正
■ 附属書Vは、スマート電力メーターの導入を考慮し、また直流を測定する計器に関して更新するため、改正が必要
■ EVSE(電気自動車用充電設備)の測定システムに関する調和された基本要件の必要性に対応するため、その用途にかかわらず、既存の充電ステーションに対して後付け義務を課さないことを確保しつつ、新たな附属書を挿入
■ 附属書VIを改正し、冷却用途の熱量計を含めることにより、当該製品に対する国内レベルでの追加的な認証を回避可能な体制へ。
■ 水素や天然ガスなどの圧縮ガスの利用拡大に伴い、既存の圧縮ガスディスペンサーに対して改造義務を課さないことを確保しつつ、圧縮ガスディスペンサーの測定システムに関する新たな附属書を指令に追加。
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