省エネプログラムの一環としてエネルギー省が発表
2022年09月02日、DOE(Department of Energy、米国エネルギー省)は、ポータブル電気スパ(Portable electric spas)が、改正されたEPCA(Energy Policy and Conservation Act、エネルギー政策および保全法)の対象に当てはまると最終決定しました。この規則の発効日は2022年11月1日です。
ここでは、「背景」「内容」「関連情報を掲載したホームページ情報」と「補足情報の主要な内容」が記事になっています。
背景:
現在、米国環境保護庁(United States Environmental Protection Agency, EPA)はガスおよび電気事業者、州機関、エネルギー消費者、公益事業規制当局、およびその他の組織の協力を元に「エネルギー消費の削減のために5つの主要な政策提言を行い、エネルギー効率への関心と投資を強化する国家行動計画(National Action Plan for Energy Efficiency, 参考1)」を進めています。
そのため、エネルギー生産と供給の増加、エネルギー効率の増加を目的に1975年に最初に規定された法令であるEPCAに、エネルギー使用量が高い製品を加えています。2022年2月、DOEは、ポータブル電気スパをEPCAの対象とすることを提案し、NOPD (notice of proposed determination、決定提案通知)において、ポータブル電気スパが既存ではどの分類であるかを議論しました。
PHTA(Pool & Hot Tub Alliance、プールとお風呂のための連合)は、ポータブル電気スパの性能を測定するために、「販売時に水を加熱および循環するための機器が付属しているか、その後の取り付けのために別売りの工場建設の電気スパまたはホットタブ(ANSI/APSP/ICC-14 2019)」と定義し、ANSI(American National Standards Institute、米国規格協会)によって認定された標準的な試験方法を提示しています。
CEC(California Energy Commission、カリフォルニア州エネルギー委員会)は「スパ」という用語を定義していませんが、規制により「ポータブル電気スパ」とされるほとんどをANSI/APSP/ICC-14 2019と同様であると定義しています。NOPDで議論されたあと、DOEは今回の規則(参考2)を決定しています。
内容:
DOEは「ポータブル電気スパは、密閉系で循環する加熱された温度制御された水に人々を浸すことを目的とした、工場で製造されたホットタブまたはスパである。」と定義しました。加えて、ポータブル電気スパの米国家庭の平均エネルギー使用量は年間100キロワット時を超える可能性が高いと判断し、今回EPCAの対象製品であると決定しています。
この定義に従うと、現在、市場では標準的なスパ、エクササイズスパ、コンビネーションスパ、インフレータブルスパなど、幅広いポータブル電気スパ製品が入手可能で、対象製品となります。
このことにより、DOEはポータブル電気スパ製品を生産している業者に対してエネルギー効率の試験手順と基準、効率を高める技術の保護条件などを示すこととなります。この規則は、2022年11月1日に発効します。
関連情報を掲載したホームページ情報:
この法令の詳細は、政府の法令ページより(参考3)内の書類番号EERE-2022-BT-DET-0006になっています。
連邦登録簿の通知、公開会議の出席者リスト、内容、コメント、およびその他の補足文書/資料を含むこの規則作成の議事録は、参考2で確認できます。
補足情報の主要な内容:
法定機関がDOEであること、策定プロセス、適用製品の定義の詳細、関連する大統領令、法令、財務省などの審査過程が記載されています。
参考:
参考3:政府の法令ページ
注目情報一覧
新着商品情報一覧
調査相談はこちら
概要調査、詳細調査、比較調査、個別の和訳、定期報告調査、年間コンサルなど
様々な調査に柔軟に対応可能でございます。
- ●●の詳細調査/定期報告調査
- ●●の他国(複数)における規制状況調査
- 細かな質問への適宜対応が可能な年間相談サービス
- 世界複数ヵ国における●●の比較調査 など