有限空間における作業安全技術を規範化市、安全性を高める
2023年6月14日、中国国家応急管理部は「有限空間における作業安全技術規範」についての意見募集を開始しました。募集期限は、2023年8月14日となっています。同時に、本規範の制定説明を公布しました。「有限空間における作業安全技術規範」とその制定説明は、国家標準制定改正計画に基づいて制定されました。
概要
本規範は、GB/T 1.1-2020「標準化作業ガイドライン第1部:標準化文書の構造と起草規則」の規定に基づいて制定されました。
適用範囲
第一項によれば、本規範は、有限空間作業安全管理と作業前、作業中及び作業後の全過程の安全技術要求を規定するものとし、有限空間で作業とその安全管理を行うときに適用されると規定されています。
定義
第三項では、本規範で使用される専門用語については以下のとおり明記されています。―
・有限空間とは、閉鎖または部分閉鎖されたき空間を指します。出入りは制限されているが、作業員は立ち入りことができ、固定作業場として設計されておらず、通風が悪く、有毒有害、可燃性爆発物質の蓄積または酸素含有量が不足しやすい空間を指します。
・有限空間作業とは、作業員が有限空間に出入りしたり、作業したりすることを指します。
・有限空間作業安全生産条件とは、有限空間作業の安全生産に必要な安全生産責任制、安全生産規則制度、操作規程、教育訓練、設備施設、応急救援予備案などの条件を指します。
安全管理
第四項では、有限空間における安全管理については以下のとおり明記されています。
・先進的な装備と技術を用いて人工に代わって有限空間作業を実施することを奨励し、有限空間作業の安全レベルを高めることが意図されています。
・有限空間管理台帳には、有限空間の名称、位置、主要な危険有害要素、可能な事故結果、防護要求、作業形式、審査責任者などの基本的な状況を含まなければなりません。
・有限空間の出入口の見やすい位置に、有限空間標識を設置しなければなりません。
・作業単位は、有限空間作業安全生産責任制、安全管理制度と操作規程を確立しなければならず、有限空間作業安全管理制度には少なくとも作業承認、安全訓練と応急管理などの内容を含むべき。
・有限空間作業安全訓練は以下の内容を含むべき:
a)有限空間作業安全に関する法律法規と標準
b)有限空間作業事故例
c)有限空間作業の危険有害要素
d)有限空間作業安全管理
e)有限空間作業安全操作規程
f)安全防護設備施設と緊急救援設備施設の正確な使用
g)緊急時の応急処置
有限空間における作業安全技術規範」の制定説明
経緯
2021年10月13日に「国家標準化管理委員会により、「包装機械の安全要求」など31項目の強制国家標準制改正計画及び関連標準外文版計画の通達」に基づき、強制国家標準「有限空間作業安全技術規範」制定計画が正式に承認されました。
目的
全業界、全分野における有限空間作業を規範化できる国家標準が不足し、一部の標準内容は既存の国家標準、業界標準と連携していないため、支障が生じると判断されました。現行の「中華人民共和国標準化法」の規定に基づき、有限空間作業事故の未然防止、作業の安全管理と作業行為の指導と規範化、または有限空間作業の安全生産監督の法執行の強化するなど、空間作業の安全技術基準の制定が必要と判断されました。
参考
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