EU|無人航空機の運用に関する規則と手順に係わるガイダンス文書を公表

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欧州ドローン規制の判りやすいガイダンス

2021年09月30日、欧州連合航空安全庁(EASA)は、「無人航空機に関するわかりやすいルール」と題するガイダンス文書を公表しました。300ページ超にも及ぶ同ガイダンスは、2019年に公布された下記ドローン規則の解説が主となっています。

■ 規則(EU)2019/947|無人航空機の運用のための規定と手続きに関する2019年5月24日付欧州委員会実施規則(無人航空機運用手続規則)

■ 規則(EU)2019/945|無人航空機システムおよび無人航空機システムの第三国の運用者に関する2019年3月12日付欧州委員会委任規則(無人航空機システムEU・第三国運用者規則)

※上記法令の改正内容および関連決定(Decision)についての内容も含まれます。

無人航空機運用手続規則

同規則は、無人航空機システムの運用、ならびにその運用に携わるリモートパイロットや組織を含む人員に関する詳細な規定を設けるものです。無人航空機の運用を3つの区分に分け、それぞれについて要件を規定しています。

■ 「オープン」カテゴリー|事前の運用認可や運用宣言は必要なし

■ 「特定」カテゴリー|特定状況下において運行認可の取得が必要

■ 「認証」カテゴリー|「無人航空機システムEU・第三国運用者規則」に従って証明書の取得が必要

このほか、認可・認証を得るために必要なリスクアセスメントの内容や、無人航空機の登録制度、登録した国を超えて運用する場合の規定、地理的なゾーンについてなど、様々な規定が設けられています。

本規則は一部の規定を除いて2020年12月31日から適用されています。

※各国の国内法に基づいて発行された、無人航空機事業者に付与された認可や、リモートパイロットの証明書、事業者による宣言書、または同等の文書は、2022年01月01日まで有効とされています。各加盟国が、それまでに発行されたものも含めて、それらの文書を2022年01月02日までに本規則にしたがって変換することになっています。

無人航空機システムEU・第三国運用者規則

本規則は、上述の「無人航空機運用手続規則」で定められた規定や条件のもと運用されることが意図される無人航空機システム(UAS)およびリモート識別アドオン(add-ons)の設計および製造要件を規定しています。また、設計・製造・保守が認証の対象となるUASの種類についても規定しています。

さらに、「オープン」カテゴリーでの使用を意図したUASとリモート識別アドオンの上市と自由な域内市場での移動についての規定や、第三国のUAS事業者が上述の「無人航空機運用手続規則」に基づき、単一欧州空域(sigle European sky airspace)でUAS運用を行う場合の規定を定めています。

本規則には、EUでの製品コンプライアンス制度でおなじみのCEマーキングを用いた適合性認証制度や、認定代理人制度、輸入者の義務規定、流通業者の義務規定などが定められています。

また、本規則では附属書Iで5つのクラスが設けられ、それぞれについてラベル表示など各種要件が設けられています。事業者は無人航空機のクラスを特定し、その要件を遵守しなければなりません。

本規則は官報で公布された2019年06月11日より20日後に発効しています。

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