■　通常の法律制定の第一段階は、共和国大統領または内閣による代議院への法案提出か、または代議院議員の一人による法案提出により開始する。
■　法案の起草は、共和国大統領、内閣及び代議員の各議員に与えられた権限である。
■　政府または代議院議員の１０分の１により提出されたものは「法案」と呼ばれ、それを審議する「議会」専門委員会に直接付託され、委員会による報告書の提出が議会による審議の基礎となる。
■　一方、議員の一人により提出されたものは、「法律提案」と呼ばれ、「提案委員会」という特別委員会による審査を経なければ専門委員会に付託されない。
■　これは、議会が審議する範囲についての見解を示すためのものである。
■　その後、法律提案は法案となり、共和国大統領または内閣または代議院議員の１０分の１により提出された法案と同様の手続きとなる。

■　政府による提案と国会議員の一人による提案を区別する理由は、政府による提案は、審議のために代議院法制部に付託される以前に政府の専門委員会がその作成を担っており、十分慎重な起草と見なされるためである。
■　これらのすべての機能は、検討・調査の資格を満たさない代議院議員の一人による提案には当然ながら適用されない。

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