中国|生態環境部、2027年度のオゾン層破壊物質等の割り当て案の意見募集
2026年08月24日、中国生態環境部は、2026年08月21日付の通達として、2027年度の割り当てに関する2件の方案の草案を公表し、意見募集を開始しました。対象となるのは「2027年度オゾン層破壊物質割当総量の設定および配分案(意見募集稿)」および「2027年度ハイドロフルオロカーボン割当総量の設定および配分案(意見募集稿)」の2件で、それぞれオゾン層破壊物質(ODS)およびハイドロフルオロカーボン(HFC)について、年度ごとの割り当て総量の設定と企業への配分方法を定めるものです。
「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」およびその「キガリ改正」の履行、ならびに「オゾン層破壊物質管理条例」に基づく措置と位置付けられています。意見の提出期限は2026年09月03日です。これらの物質を製造・輸入する事業者の生産量や輸入量に直接影響するため、対象事業者は草案の内容を確認する必要があります。
公表された文書
- 2027年度オゾン層破壊物質割当総量の設定および配分案(意見募集稿)
- 2027年度ハイドロフルオロカーボン割当総量の設定および配分案(意見募集稿)
いずれも生態環境部ウェブサイトの意見募集欄から参照することができます。
位置付けと根拠
- 「モントリオール議定書」および「キガリ改正」の履行を目的とするものです。
- 国内法上の根拠は「オゾン層破壊物質管理条例」です。
- ODSとHFCのそれぞれについて、当該年度の割り当て総量の設定と企業への配分の考え方を定める年次の方案という位置付けです。
意見提出の方法
- 提出期限:2026年09月03日
- 提出先:生態環境部大気環境司
事業者にとっての留意点
本件は年度ごとの割り当ての総量と配分の枠組みを定めるものであり、対象物質の生産、使用または輸出入を行う事業者にとっては、翌年度に確保できる数量に直結します。次の点の確認が想定されます。
- 自社が取り扱う物質が、ODSまたはHFCのいずれの方案の対象に含まれるか。
- 配分の対象となる企業の範囲および配分の算定方法に関する記載。
- 意見提出期限が公表から短期間で到来するため、社内での確認と意見取りまとめの日程。
なお、割り当ての具体的な数量や企業別の配分方法は、上記2件の草案本文に記載されています。
参考情報
中華人民共和国生態環境部「関于公开征求《2027年度消耗臭氧层物质配额总量设定与分配方案(征求意见稿)》《2027年度氢氟碳化物配额总量设定与分配方案(征求意见稿)》意见的通知」(環办便函〔2026〕278号)
https://www.mee.gov.cn/xxgk2018/xxgk/xxgk06/202608/t20260824_1164427.html
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