2026.09.01
米国|カリフォルニア州、全米初となる交換用タイヤの効率基準(RTEP)を採択
カリフォルニア州エネルギー委員会(CEC)は2026年8月17日、交換用タイヤ効率プログラム(Replacement Tire Efficiency Program、RTEP。案件番号26-TIRE-01)に係る規則を全会一致で採択しました。確認された動きは、下院可決(8月26日)、上院同意・エンロール(8月28日)となります。根拠法は2003年制定のAB 844で、州内で販売される交換用タイヤを新車装着タイヤと同等以上のエネルギー効率とすることを求めるものです。
対象は、州内で販売または販売の申出がなされる乗用車および小型トラック用の交換用タイヤです。転がり抵抗係数(RRC)の上限を2段階で設定し、第1段階は2029年1月1日から乗用車用タイヤで9.0 N/kN以下、第2段階は2033年1月1日から7.1 N/kN以下となります。安全確保のため最低ウェットグリップ性能も併せて要求されます。
義務の名宛人はタイヤ製造者およびブランドオーナーで、型式ごとの試験・適合証明、CECへの報告、CECが運用する公開データベースへの登録が必要となります。小売業者は同データベースで適合を確認したうえで販売する仕組みで、登録・適合のないタイヤは州内で販売できなくなります。競技用、冬用スノー、大型オフロード、中古・更生、二輪車用、年間販売本数が少ない限定生産品などは適用除外とされました。CECの試算では1本あたりの増分コストは第1段階で約1.5ドル、第2段階で約6.5ドル。今後、行政法局(OAL)の審査を経て州務長官への提出手続が行われます。
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